2013年11月30日

デザイナー

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紅葉を楽しむ間もないほどに

連日の雨、雷、霙(みぞれ)、霰(あられ)…。

 

 

 

鉛色の雲に覆われる北陸の冬がやってきました。

子供達が外に出て遊ぶことが難しい日が

当分続きそうです。

 

 

 

 

こんな日は

子供が遊び、生活する空間と時間を

いかに楽しく構成できるか

保育者のセンスがキラッと光る時です。

 

 

 

先日の大荒れのお天気だった日も

先生方が提示したアスレチックや鬼ごっこ等のゲームで

汗をかいて思いっきりエネルギーを発散させて遊んでいました。

 

 

そのすぐ後には

ブロックやパズル、はさみやのりを使った製作等の

静かに集中して楽しんでいる子供達の姿がありました。

 

 

動と静の両方を

上手くバランスをとりながら

 

 

 

子供達にとって

自然な流れで学び(遊び)の場を作ってくれる

先生方に感謝しています。

 

  

 

保育士って

空間と時間のデザイナーなんだと

先生方を見ていて感じます。

 

 

 

 


 

2013年11月21日

思いやり

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全ての保護者の方々が

『わが子には思いやりのある子になってほしい。』

と、願っています。

 

きっと

全ての保育士も同じように思っていることでしょう。

 

 

 

でも

友達に対して

噛みついたり、叩いたり

おもちゃを取り上げたりする姿を見かけると…

 

 

もしかして、

この子は思いやりのない子なのではないか…。

 

 

そんな風に心配している

保護者や保育士が少なくないようです。

 

 


 

思いやりの心をもつためには

相手の気持ちを自分も同じように感じ取ることと

他者の視点で他者の気持ちを考えることが

できなければなりません

 

 

 

でも

3歳ぐらいでは

まだまだ他者の視点に立って物事を見ることができません。

4歳以降で少しずつ分かってくるといわれています。

 

 


本当の思いやりの行動は

乳幼児期ではなかなか身につかず

 

思いやりのある行動をしているように見えるものは

実際には家族や保育士など

身近な人を模倣(モデリング)しているだけといわれています。

 

 

 

ですから

乳幼児期の子供の行動を見て

この子は思いやりがあるとか、ないとか

そんな心配はしなくても大丈夫。

 

むしろ

私達大人が子供達に思いやりのある行動を

見せることができているか自問してみてください。  

 

乳幼児期は

大人が子供に対して共感したり

思いやりのある行動を見せ

それを模倣する時期だと言えます。 

 

 

 

友達のオモチャを取り上げてしまう事を

叱りつけるのではなく。

その子の想いを受け止めながら

望ましい関わり方を大人が子供に見せていきましょう。

 

 

そんなお説教じみたお話を

ある若手の保育士に長々としたのでした。 

 

嫌な顔せずきちんと聞いてくれた

島〇先生素敵です。

 

 

以前書いたブログに少し似たような物ありました。

忘れっぽい園長なので

同じ話を職員に何度もしているかもしれません…。

 http://with-himawari.jp/recruit/recruitblog/2012/04/post-231.html 

 

 

 

 

2013年11月11日

Art is...

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11月8日から

石川県七尾美術館で

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が始まりました。

 

 

普段は敷居が高く、入りにくく感じる美術館ですが

この絵本原画展は

子ども達が美術館や芸術を身近に感じられる貴重な機会です。

 

ひまわり保育園でも

毎年の恒例行事になっていて

明後日、年長児バンビー組が行ってくる予定です。

 

先日

担任と主任が美術館の下見に行ってきました。

聞くところによると

今年も素敵な絵が沢山あるようです。

 

 

 

一緒に行けない園長から

引率する2人の先生方にお願いしたことは

 

『2作品ほどで構わないので

 じっくり座って絵を鑑賞する機会を作ってください。

 

 

 

そして、

鑑賞する際に大切にしてほしいことは

先生が絵の解説をするのではないく

作品を観賞することで

子供達がどのようなことを感じるかを大切にしてほしい。

 

 

感じたことに正解も不正解もありません。

 

先生は子供達が

絵からより深く様々なことを感じ取れるように

手助けする言葉がけ、問いかけをしながら

一緒に絵を楽しんでください。』

 

 

 

なぜこんなことをお願いしたかというと

数年前に見た水戸芸術館のサイトに

アメリア・アレナスさん(89から96年ニューヨーク近代美術館の教育部の講師として活動)

という方の言葉が

ずっと印象に残っているから。

 

 ))

それが以下の言葉(私の下手な日本語訳も付けました)  

 

 

「People often think that Art is works of art.

That's Art. But it's not true.

Art is what happens between works of art and people.

So how bad or good this art is,

it's gonna depend on how creative

and playful your own response is.」

 

「時々、人々はアートというのを

作品そのものだと思うことが多いように思います。

けれど、それは真実ではありません。

アートっていうのは

その作品と人との間で起きていることこそが

アートなのです。

その作品というものが良いか悪いかっていうのは、

あなた達がどのように反応するか、

どんなに想像力を持てるかということに関わってくるのです。」 

 

 

 絵本

子供達が芸術と関わる際に

何を大切にすればよいのか教えられた気がしています。

 

 

 

先生が作品と子供達の間に入り

絵の中から多くを発見し

イメージを膨らませ

友達の感じたことを皆に伝えることで

より深くアートしてきてもらいたいと思います。

 

 

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