2014年3月21日

思い出のアルバム

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年長児16名が

明日の3月22日に

ひまわり保育園を巣立っていきます。

 

 

毎日のように同じ屋根の下で過ごしてきた私たちにとって

身近にいることが当たり前のようでしたが

ついにお別れです。

 

 

決して悲しい別れではなく

嬉しい別れですが

明日でお別れと思うと やはり寂しいものです。

 

 

今年の修了式でも

修了児と担任が

『思い出のアルバム』の歌詞をアレンジして

一年を振る歌を歌います。

 

今年はこんな歌詞になりました。

 

『おもいでのアルバム』

1 いつのことだか おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう

  うれしかったこと おもしろかったこと  いつになっても わすれない

 

2 春のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう

  桜の公園で みんなで遊んだ  卵さがしの イースター

 

3 夏のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう

  サマーキャンプで みんなでお泊り  太鼓をたたいた 夏まつり

 

4 秋のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう

  皆でがんばった 運動会  ハロウィンのおばけも 楽しかった

 

5 冬のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう

  キャンドルともして メリークリスマス  力を合わせた おたのしみ会

 

6 一年中を おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう

  大きくなって 笑顔いっぱい  もうすぐみんなは 一年生

 

この歌詞に合わせて

スライドショーも作りました。

修了式で歌いながら一年を振り返る予定です。 

 

保護者や職員にとっては

子供達の成長を皆で喜ぶ1曲に

 

子供達にとっては

楽しい思い出をしっかり胸にしまい

新しい春への1歩を踏み出す1曲になればと思っています。

2014年3月13日

教える

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先週から

2歳児がクロスライフ保育に加わりました。

 

 

これまでは同じ2歳児だけで

遊び、生活していた子供達が

年齢も発達の進み具合も大きく違う

年上のお兄さんお姉さんと一緒に遊び、生活するようになりました。

 

 

2・3・4歳児の子供達は午前中の1時間程

年齢ごとに分かれて活動しますが

それ以外の時間のほとんどを

2・3・4歳の子供達が混ざった

グループを作って生活しています。

 

遊びや生活の仕方を教えてくれる

年上のお兄さんお姉さんが身近にいてくれるのは

小さい子にとって嬉しいものです。

見よう見まねで様々なことを吸収できる

クロスライフ保育の良い面の1つです。

 

 

でも、それ以上にクロスライフ保育の良さを感じるのは

教える側の年上の子供達にとっても

非常に良い影響があることです。

 

年上の子供達は小さい子のお世話をするのが大好きです。

小さい子から頼られていると感じると嬉しく

何でも教えてあげたくなります。

 

小さい子から頼られるという経験が

自然と自らを律し、習慣や癖を変えていこうとする

意欲につながっていきます。

 

お兄さんお姉さんとして

自分の好きな遊びを教えてあげたい

知っていることを教えてあげたいと

良いところを見せようとしているうちに

本当に成長しているとでもいえばいいのでしょうか。

 

 

 

アメリカのある調査によると

定着率の高い学習方法は

「講義 5%」

「視聴覚 20%」

「グループ討論 50%」

「自ら体験する 75%」

「他の人に教える 90%」

というものだったそうです。 

 

幼少期から

小さい子に頼られ、自分のできることを教えたり

手伝ってあげるという経験は

教える側の子供にとってプラスの面が非常に大きいものです。

 

 

2歳児の子供達がクロスライフ保育に加わったことで

2歳児も3・4歳児も少しお兄さんお姉さんになったことを

自覚するようです。

 

新年度に向けて

子供達の心の準備が少しずつできつつあります。

 

 

2014年3月 3日

ボランティア

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昨年の11月ごろ(…だったと思いますが)

1本の電話がかかってきました。

 

「保育園でボランティアを募集していると

 ホームページを見てお電話させていただきました。」

という若い男性の声。 

 

お会いして話を聞くと

『〇とじま水族館で働いており

 子供達に魚のことを伝えたい。

 もちろん、草むしりでも掃除でもなんでもお手伝いします!』

と熱意を込めてお話してくれました。

 

 

彼の話を聞いていて 

かつて、モロッコやドイツ等の保育所を突然訪問して

飛び込みでボランティアをさせてもらっていた

かつての自分を思い出しました。

 

 

そうなると、なんだか応援したくなるものです。

 

 

そうは言っても

保育については素人ですので

保育園でボランティアする上での注意事項を沢山お話ししました。

 

 

安全や子供に接する時の注意事項など…

 

特に強調したのは

「子供達の良いお手本になって下さい」

ということ。

 

「子供達は周りの人の言葉や行動を見たり感じたりして

 それらをどんどん吸収して育っていきます。

 ボランティアであっても

 子供達の良いお手本となり

 子供達に良い影響を与えることができるよう心がけてください。」

 

ちょっと厳しいくらいに

子供達と接する際の心構えをお話ししました。

 

 

 

 

そんな訳で月に1回程度

ボランティアとして

園庭の掃除やイベントでの裏方

子供達の遊び相手等をして頂くようになりました。

 

次第に子供達や先生方とも信頼関係を築いていき

 

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ついに2月26日(水)

彼の念願だった『さかな講座』を開催することになりました。

 

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子供達でも分かりやすい

紙芝居風の資料を用意して

魚や海のことを熱意を込めてお話ししてくれました。

 

『リュウグウノツカイ』という深海魚のはく製にも触れる機会ももらい

充実した時間でした。


 

堀越さんも

「子供達と触れ合い

 魚についてお話しすることが夢だったので嬉しいです。」

と語ってくれました。

 

 

そんな話を聞いて

私まで自分のことのように嬉しい気持ちになったのでした。

 

 

保育園にとって有難く

子供達にとって一緒にいて楽しい存在になってくれました。

 

ボランティアする堀越さんにとって

夢を実現する場になったのであれば

本当に嬉しいことです。

 

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