2011年5月29日

A・B・C

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以前から何となくいい言葉だと思っていましたが

最近、心からその通りだと

心に響いている言葉

それは

 

「 A ・ B ・ C 」

 

靴の量販店の名前ではありませんし

ジャクソン5のヒット曲でもありませんよ。

 

『 A : 当たり前のことを

   B : バカになって

   C : ちゃんとやる 』

 

経営コンサルタントの小宮一慶さんが書いた本のタイトルです。

 

「雑事を雑にやっている人は結局雑な生き方しかできない人になります。」

「小さなことさえ、徹底してできない人に、大きなことができるわけがありません。」

彼の言葉からは

一つ一つの事に誠実に、真剣に

丁寧に向かい合ってきた姿が目に浮かびます。

 

掃除一つでもいい

保育園のお便り一つでもいい。

バカがつく程、徹底して丁寧にやってみる。

きっと他の人には見えないものが見えてくるはず。

 

「A・B・C」

 

より良い保育と良い人生に近づく方法は、

当たり前の仕事を

当たり前ではない情熱で行うことです。

2011年5月20日

仕事と作業の違い

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保育士は一日に沢山の事を行います。

0歳の部屋ならば

子どもを受け入れてから、ミルクを与え、一緒に遊び、おむつを交換し、食事をお世話し、

子どもを寝かせ、掃除して、記録を書きetc.etc......

 

私たち保育士が日々行っていることは

「仕事」でしょうか「作業」でしょうか?

 

何を訳のわからないことを言っているの?

と言われそうですが

 

私の答えは

 「全ての行為が仕事であり、絶対に作業であってはならない」

です。

 

私の考える「作業」とは

「上司から命令された事、マニュアルに書かれている事をそのままにこなすこと」

です。

例えそれが、

どんなに丁寧で真面目な態度であっても、

言われたことをそのまま行っているだけでは

「作業」なのです。

 

では、保育の

「仕事」とは何か。

それは、日々の保育を丁寧に行った上で、

さらに、子ども達にとって自分の行為が

「本当にこれでいいのか」と疑問を持って

自分なりに考え、工夫を施していくこと。

さらに、さらに、

子どもと心を通わせて

最良の時を一緒に過ごそうという「心」をもつこと

なのです。

 

例えば、オムツを交換する時

決められた手順を守って交換するだけでは

ただの、「作業」です。

その中に、

子どもにとってより良い時間にしようとする意識を持って

子どもとの心の触れ合いを意図的に工夫しようとて行っているかで

その行為が「作業」から「仕事」になるのです。

 

見た目には同じようなことをしているようでも

子どもとより良い時を過ごすために何が最善かを考えているか

互いに心を通わす気持ちをもっているかで

ただの「作業」が「仕事」になるのです。

 

私たちがするべきことは保育の

「仕事」なのです。

 

 「仕事」=「作業」+「思考」+「心」

 

気をつけましょう。

自分達がしている事が「作業」になっていないか。

油断していると

「保育士」ではなく「作業員」になってしまいますよ。

2011年5月11日

和太鼓の先生

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ひまわり保育園の子ども達に和太鼓を指導してくださっている

野崎三雄さん

 

8月の夏まつりと

12月のおたのしみ会(発表会)では

年長児バンビー組が見事な和太鼓を披露してくれます。

 

和太鼓の魅力は

叩けば大きな音が出るという親しみやすさ

 

ドオォーンという大きな音を

耳で聞くと言うよりも

身体全体が大きな振動に包まれるような感覚

 

皆で一つのリズムを刻めた時の一体感

 

なんとも言えない魅力があります。

 

そして

野崎さんのおおらかな性格と

大きな笑い声や笑顔も

子ども達にとって和太鼓を魅力的にしている

大切な要素のように感じます。

 

心から太鼓を愛している野崎さんは

子ども達に太鼓を指導している時も楽しそう

太鼓と子ども達の両方が大好きなのでしょう。  

 

ひまわり保育園の先生の一人

と言っても言いすぎではないくらい

子ども達にとって大切な人なのです。

2011年5月 9日

ケンカと仲なおり

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日々、保育園でくり広げられる様々な出来事

友達同士のケンカもよく見られる光景です。

 

小さい子なら

噛みついたり、ひっかいたり…

 

成長していくにつれ

言葉で、自分の思いを相手に伝えられるようになってきます。

 

実は、ケンカは子どもの成長に欠かせないもの。

ケンカと仲直りを繰り返しながら

子どもはいろいろなことを学びます。

 

ケンカのルール

自分はなんで怒っているか

相手はどう思ったのか。

仲直りの仕方

それを言うタイミング

お互いの妥協点の見つけ方

等…

 

ですから

子どものケンカを頭ごなしに止めさせるのではなくて

ある程度は、ケンカを見守る必要もあるのです。

 

もちろん、ケンカによって身体を大きく傷つけるもの

後々までそれが残るものは

大人がすぐに止めますよ。

 

ケンカと仲直り

 

それを繰り返し経験することで

友達と本当に仲良く遊べるようになるのです。 

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