2011年12月24日

緊張感

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保育という仕事は

子どもの生命を預かる責任の重い仕事。

 

保育士は子どもにとって親族以外で

最初に出会い、かつ長い時間を一緒に過ごす大人。

 

保育園は子どもが最初に踏み出す

社会です。

 

常に命の重みを感じ

大人の代表として

社会の代表として

緊張感を保っていなければなりません。

 

大きなイベントが終わった後は

ホッとするものですが

ホッとしすぎてしまうこともあります。

 

保育室に一歩入った時に

その時の保育士としての意識の高さや配慮の有無が

部屋の雰囲気からも よく伝わってきます。

 

緊張感を失った保育をしていると子ども達のための保育よりも

職員自身が都合良く保育しようと

職員本位な保育になっていくことが多くなります。

子ども達の見守りにもアラが目立ち

保育室の掃除や整理整頓に雑さが目につくようになります。

 

一般論ですが

残念なことにキャリアを積んだ職員ほど

緊張感が欠けている場合が多いのものです。

 

長い年月をかけて創ってきた

良い保育を自らの手で壊してしまうことの無いよう

キャリアを積んだ職員ほど緊張感を保って

保育してもらいたいものです。

 

また、時には組織の先頭に立つ者が

園内に程よい緊張感を意図的に作ることも

より良い保育のためには必要だと考えます。

 

2011年12月 9日

挑戦

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毎年12月に七尾美術館で開催される

ひまわり保育園の「おたのしみ会(発表会)」

 

いよいよ残り10日を切りました。

子ども達の演奏や劇は当然楽しみなのですが

 

私はひまわり保育園の先生方の頑張りも楽しみです。

 

初めての一人担任で奮闘している〇野先生

 

裏方ではあるけれど

ピアノの伴奏を買って出た

〇沢先生や 〇す〇き先生、 〇やし先生。

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若手の職員が例年以上に重い責任を背負って

おたのしみ会に臨みます。

 

大きなプレッシャーを感じていることでしょう。

これは新人の時代には当たり前のことで

終わってしまえば意外と些細なことです。

 

 失敗するかもしれない環境に

自分を自分の意志で置くことを「挑む」

 

失敗しないように

自分で考えて取組むことを「戦う」

 

「挑む」と「戦う」の2つが揃って

はじめて「挑戦」です。

 

「挑戦」の先に生まれた成功や失敗が

自分自身の成長の糧となり

その積み重ねの先に保育士としての成長があるのです。

 

最近、この言葉は人気が無いようですが

あえて言います。

 

頑張れ!!


 

 

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