2011年12月24日

緊張感

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保育という仕事は

子どもの生命を預かる責任の重い仕事。

 

保育士は子どもにとって親族以外で

最初に出会い、かつ長い時間を一緒に過ごす大人。

 

保育園は子どもが最初に踏み出す

社会です。

 

常に命の重みを感じ

大人の代表として

社会の代表として

緊張感を保っていなければなりません。

 

大きなイベントが終わった後は

ホッとするものですが

ホッとしすぎてしまうこともあります。

 

保育室に一歩入った時に

その時の保育士としての意識の高さや配慮の有無が

部屋の雰囲気からも よく伝わってきます。

 

緊張感を失った保育をしていると子ども達のための保育よりも

職員自身が都合良く保育しようと

職員本位な保育になっていくことが多くなります。

子ども達の見守りにもアラが目立ち

保育室の掃除や整理整頓に雑さが目につくようになります。

 

一般論ですが

残念なことにキャリアを積んだ職員ほど

緊張感が欠けている場合が多いのものです。

 

長い年月をかけて創ってきた

良い保育を自らの手で壊してしまうことの無いよう

キャリアを積んだ職員ほど緊張感を保って

保育してもらいたいものです。

 

また、時には組織の先頭に立つ者が

園内に程よい緊張感を意図的に作ることも

より良い保育のためには必要だと考えます。

 

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