絵本原画展
今にも雨が降りそうな空模様…でも幸い降りませんでしたよ。
年長児バンビー組の子ども達が七尾美術館で開催されている
ボローニャ絵本原画展に行ってきました。
路線バスを利用して美術館まで。
最近は路線バスに乗ることも少なくなったので
子供達は自分でお金を払ってバスに乗ることも楽しかったようです。
これも貴重な経験ですね。
さて、絵本原画展には今年も
かわいい絵からちょっと怖い絵まで
素晴らしい原画がたくさん展示されていました。
「先生来てー!面白い絵見つけたー!」
「この絵かこっこいい!」と
子ども達は先生をつかまえては
絵の前に引っ張っていきます。
子供達の絵の解釈も自由そのもの
描いた人の意図など全く気にせず
様々な感想を伝えてくれます。
事前に担任のすぎさわ先生が下見をしてくれていたので
特に良さそうな絵の前に子ども達を集めて
皆でゆっくり絵を見ながら話をすることもできました。
「どんなお話だと思う?」
「この人はどんな気持ち?」などと質問すると
子ども達からいろんな言葉がでてきます。
正否は別として絵を見ながら
様々なイメージを膨らませていたようです。
ついつい私たちは
「アート(芸術)」というと作品その物だと考えてしまいがちですが
「アート」とは作品そのものではなく
作品とそれを鑑賞する人との間で起る事こそが「アート」です。
つまり、作品を通して子供達がどんなことを感じるか
どんなにイメージを膨らませることができるかが大切なのです。
今日の子供達の姿は
まさにアートそのものでした。
美術館を出た途端
子供達からは「お腹すいたーーー!」と予想通りの言葉……。
七尾の観光名所「山の寺寺院群」を散策し
山中のお寺(本延寺)で昼食を頂きました。
食事の前にはお寺のお上人さんが
「いただきます」の言葉の意味について
分かりやすくお話してくださいました。
バスや美術館やお寺の中など
公共の場での振る舞いやマナーを子供達なりに理解し
意識して行動しようとする姿が見られました。
良い体験をいっぱいしてきましたね!
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