縦横の軸

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「ひまわり保育園ってどんな保育園なの?」

という質問に

一言で答えるなら

 

『〇〇〇〇〇〇保育をしています。』

 

という風に答えます。

(まだ言わないのか!と思われた方もう少しです)

 

順を追ってご説明すると

 

日本の多くの保育園で一般的な保育は

「年齢別保育」です。

ご説明するまでもなく

同じ学年の子供達が集まる保育スタイルです。

 

この保育のメリットは

発達に応じた活動を取り入れ

同年齢で助け合い、協力し、競い合うといった

家庭ではできない経験ができる点。

 

その年齢で身につけるべき「しつけ」や基本的な生活習慣を

同じ年齢の子供達と共に学ぶことができる点です。

 

つまり同年齢の友達という横のつながりを大切にした保育です。

 

 

 

一方、欧米で一般的な保育形態は

『異年齢保育』です。

異なる年齢の子供が一緒に遊び、生活する保育形態です。

 

この保育形態では年下の子は

遊び上手で優しくしてくれる年上の子に憧れの気持ち 

「お兄さんお姉さんのようになりたい」という気持ちが

子供達をより成長させてくれます。

また、時には甘えさせてくれる

優しい存在として大切な存在になってくれます。

 

年上の子は小さい子をかわいがったり

助けたり、お世話することに喜びを感じたり

時には思いがぶつかり我慢したりすることを通して

小さい子を思いやる心やいろいろな人と関わる力

協調性、リーダーシップなどが育めます。

年下の子から年上の子という縦のつながりを大切にした保育です。

 

 

年齢別保育と異年齢保育という 

横と縦のつながりは

どちらも子供の育ちに重要な経験となる軸になります。

この「縦と横の軸」がキーワードになります。

 

 

 

 

 

次に我々保育士についての話です。

 

日本の保育士の質は諸外国に比べても高く

知識や技術だけではなく

一つの職業としての意識、意欲の面についても

非常に高いと言えます。

もちろん

ひまわり保育園の保育士も良い職員が集まっていると考えています。

 

 

子供達が日々一緒に生活を共にする保育士は

子供達の大切なお手本です。

先生のさりげないしぐさや、言葉使い、人との接し方、服装等を見て

子供達は多くのことを感じ、学んでいきます。

 

 

先ほどの縦の軸の中には

保育士も含まれるのです。 

 

 

ひまわり保育園の保育士は

あらゆる面で理想の保育士像(大人像)を子供達に見せ

子ども達が「先生のようになりたい」と思えるほど

魅力的な保育士でなければならないと考えています。

 

 

更に付け加えると

縦の軸に含まれ

私たちの保育を形作るもう一つの大きな要素が

地域の方々です。

 

地域の方々との交流を積極的に取り入れ

子供達があらゆる世代に親しみを感じ

豊かな人間関係の中で育つことを大切にしています。

 

 

「二つの軸が子供の育ちに大切」

 

 

 

この横と縦のつながりは

どちらも子供の育ちに重要な経験となる軸になります。

この交差する二つの人生の縦と横の軸を大切にする保育を

頭の中で思い浮かべると十字の形になるため

 

 

ひまわり保育園では

 

『交差(クロス)する

二つの人生(ライフ)の軸を大切にする保育』

という意味合いで

こう名付けました。

 

 

 『 クロスライフ保育 』

 

 

これから

「ひまわり保育園ってどんな保育園ですか?」

と問われたら

 

 

「クロスライフ保育を行っています。」

と胸を張って答え、ご説明します。

 

 

 


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