思いやり

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全ての保護者の方々が

『わが子には思いやりのある子になってほしい。』

と、願っています。

 

きっと

全ての保育士も同じように思っていることでしょう。

 

 

 

でも

友達に対して

噛みついたり、叩いたり

おもちゃを取り上げたりする姿を見かけると…

 

 

もしかして、

この子は思いやりのない子なのではないか…。

 

 

そんな風に心配している

保護者や保育士が少なくないようです。

 

 


 

思いやりの心をもつためには

相手の気持ちを自分も同じように感じ取ることと

他者の視点で他者の気持ちを考えることが

できなければなりません

 

 

 

でも

3歳ぐらいでは

まだまだ他者の視点に立って物事を見ることができません。

4歳以降で少しずつ分かってくるといわれています。

 

 


本当の思いやりの行動は

乳幼児期ではなかなか身につかず

 

思いやりのある行動をしているように見えるものは

実際には家族や保育士など

身近な人を模倣(モデリング)しているだけといわれています。

 

 

 

ですから

乳幼児期の子供の行動を見て

この子は思いやりがあるとか、ないとか

そんな心配はしなくても大丈夫。

 

むしろ

私達大人が子供達に思いやりのある行動を

見せることができているか自問してみてください。  

 

乳幼児期は

大人が子供に対して共感したり

思いやりのある行動を見せ

それを模倣する時期だと言えます。 

 

 

 

友達のオモチャを取り上げてしまう事を

叱りつけるのではなく。

その子の想いを受け止めながら

望ましい関わり方を大人が子供に見せていきましょう。

 

 

そんなお説教じみたお話を

ある若手の保育士に長々としたのでした。 

 

嫌な顔せずきちんと聞いてくれた

島〇先生素敵です。

 

 

以前書いたブログに少し似たような物ありました。

忘れっぽい園長なので

同じ話を職員に何度もしているかもしれません…。

 https://with-himawari.jp/recruit/recruitblog/2012/04/post-231.html 

 

 

 

 


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