交通安全教室
2月20日(木)
石川県警の方々による
交通安全教室が開催されました。
横断歩道や信号でのルール
不審者から身を守る方法
チャイルドシートの大切さ等を教えて頂きました。
教室終了後、指導員の方からは
「保育園での指導だけではなく
ご家庭でも指導していただきたい。
特にもうすぐ歩いて小学校に通うようになる年長児は
通学路を親子で何度か歩いてみることで
悲しい事故のリスクを減らすことができる。」
そんなアドバイスを頂きました。
お話しを聞いていて
思い当たることがあります。
ずっと以前のブログにも書きましたが
保育園で子供達と一緒に散歩に出かけた時に
気になる様子が頻繁に見られました。
ちょっとした段差に気がつかず転んでしまう子。
おしゃべりに夢中になり
気がつかないうちに道路の真ん中まで出て行ってしまう子。
行きかう自動車に対して注意が足りない子。
道路を歩くという 何でもないと思われることが
難しいと感じる子が多くなっているように感じました。
これは私やベテラン保育士の印象ですが
小学校に入学するまでに
足元や周囲に注意を払いながら歩くという経験が
極端に少なくなり
道路を安全に歩くために
身につけなければいけない基本的な能力が
十分に身についていないように感じられます。
地方では家族に車で送迎してもらうことが圧倒的に多いため
日頃から、道路を歩くことが少なくなっているからだと想像できます。
以前は都会の子供よりも田舎の子供の方が
自然の中で思いっきり身体を動かしているので
田舎の子供の方が危険から自らの身を守ることができ
たくましく育つと考えていました。
しかし、都市部の子供の方が公共交通機関を多く利用するため
長い距離を歩き、様々な危険から身を守る術を
身につけているように感じます。
子供達を安心して小学校に送り出せよう
保育園も保護者の方々も
「道路を歩く」という
大人からすれば 何てことはない当たり前の経験を
意識して子供達に経験させることが
必要になっているように感じます。
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