ほめる

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「できなくてもいいから やってみよう!」

という言葉。

よく保育園でも使う言葉です。

 

でも、そんな言葉を子供にかけておきながら

できた時だけ褒めちぎり

できなかった時は何も言わず、心の中で落胆してしまう…。

そんな保育士の姿を

子供達は敏感に感じ取っています。

 

 

 

「上手だねぇ。」  「すごいねぇ。」  「よく知ってるねぇ。」

という言葉も保育の現場ではごく普通に使われています。

できないことができるようになった子供を

評価したくなるのはごく自然な感情です。

 

ですが

大人が子供に対して使う褒め言葉の奥には

大人が意識していなくても

子供に対する強い期待の感情が込められていて

子供を受容したり、共感しているつもりで発している言葉であっても

子供にとっては、成果に対する評価として

受け止められることが多いものです。

 

 

  

褒め方を間違えると

子供への大きなプレッシャーになったり

自己肯定感を高めるどころか、逆に低くしてしまったり

間違いや失敗を恐れるようになります。

 

「とにかく褒めればいい」というわけではありません。 

 

保育のプロである保育士はその事をしっかり意識して

言葉をかけなければなりません。 

 

 

子供の何を褒めるかが大切です。

子供の「知性」や「よい結果」を褒めるのではなく

子供の「努力」や「過程」を褒めましょう。

 

 

 「とにかく褒めればいい」ではないということ。 子どもが難しい挑戦を避け

失敗を恐れるようになる原因は

「日頃の褒め方」にもあると

米国の心理学者が下のサイトで分かりやすく解説されています。 

 

「難しいことに挑戦しない心理?褒め方がその分かれ道?」 

 

 

 

 


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