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以前のブログで

「味噌と醤油」について書いたところ

「じゃあ、塩と砂糖はどうなの?」

という質問を頂いたので

今回は「塩」について書いてみます。

 

 

「塩(ナトリウム)」は

身体の調子を整えるために

無くてはならないミネラルの一種です。

また、昔から「塩は食肴の将、酒は百薬の長」と言われ

食材の味を引き出し、うま味を増す

の世で最高の食材だと言われます。

 

そんな「塩(ナトリウム」)ですが、幼児の1日の目標量は

 1歳から2歳は 4g未満

 3歳から5歳は 5g未満

 6歳から7歳は 6g未満

と非常に少量なのです。

(「食事摂取基準 2010年度版」より)


 

ひまわり保育園に限らず

どの保育園もほぼ同じ考え方だと思いますが

「 塩も砂糖も子供達に様々な食材を美味しく食べてもらえるように

 素材の味を活かし、引き立てるために

 最低限必要な量しか使わない。 」

というのが基本的な考え方です。

 

特に現代社会は

加工食品など、塩分(ナトリウム)が

多く含まれている物を摂る機会があるので

味付けは薄味にしていきたいと考えます。

 

さらに、子供のうちから濃い味に慣れてしまうと

大人になってからも味の濃いものを好む可能性が

高くなると言われているからです。

 

数年前に

「塩にはミネラルが多く入ったものがいいんじゃない?」

というお話を頂いた事もありますが

一日の塩分目標量が非常に少ないので

ミネラルの含有量より、安全性重視で選んでいます。


 
ちなみに

塩はごく一般的に流通している

国産の「食塩」(財団法人塩事業センター)を使っています。

ご家庭でお選びになる時には 味の好みもあると思いますので

 ミネラルが多く入ったお塩など 料理に合わせて選ばれても良いかと思います。)

 

正しい知識をもって適切な量の塩を摂ることで

様々な素材の味を活かし、引き立て

子供達が食べることに喜びを感じられるよう上手く使ってまいります。
  


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