ならぬことはならぬものです
「ならぬことはならぬものです」
綾瀬はるかさんが素敵だからついつい見てしまう
NHK大河ドラマ『八重の桜』
ドラマの中で繰り返し語られている
「ならぬことはならぬものです」 という言葉は
6歳から9歳の子供達が実践していた
「什(じゅう)の掟」という教えの最後に語られている言葉だそうです。
「什の掟」
一、年長者(年上の人)の言ふことに背いてはなりませぬ
(私流に解釈すると、他者への敬意を忘れず
素直な心で話を聞きなさいということでしょうか。)
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
(相手への敬意や感謝の気持ちを
きちんと言葉や形で表して伝えなさいと解釈しています。)
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
(人との信頼関係を損なうだけではなく
自身の人間性に泥を塗ることはするなと解釈しています。)
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
(自分自身に誇りを持てと解釈しています。)
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
(人を守ることの尊さを説いていると解釈しています。)
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
(公共のマナーを守り、美しい立ち振る舞いをせよと解釈しています。)
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
(うーーーーん…これは…難しい…。
女性には紳士であれということでしょうか…。)
ならぬことはならぬものです。
私なりの勝手な解釈は余計かもしれませんが
現代でも子供達に伝え、自分のものとしてほしい言葉ばかりです。
ならぬことがまかり通ってしまい
人の心の乱れが著しい昨今ですが
幼い頃からこうした人間としての基本を
浸透させることの大切さを感じます。
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