扉
先週、年長児バンビー組と一緒に
徳田小学校に向かって歩いていたら
道路脇にフキノトウが顔を出していました。
トン…トン…トン…と
暖かい春の到来を知らせようと
フキノトウが春の扉をノックしているようでした。
年長児バンビー組の子供達も
光の降りそそぐ新しい世界へ扉を押し開けようとしています。
フキノトウのように穏やかに静かにではなく
ドンッ!!ドンッ!!と扉を蹴破りそうな勢いです。
扉を開けた瞬間
できる できない なんてお構いなしに
きっと大人が「慌てすぎないで!」と心配するほど
自分の世界を一気に広げて行くのでしょう。
子供達は たとえできなくてもやろうとしたがるのに
大人は大抵のことはできるのにやらない。
年齢とか能力とか才能とかではなく
きっとこの差が
子供がもっている可能性と
大人がもっている可能性の差なんでしょう。
そんなふうに考えだすと
子供達への尊敬にも憧れにも似た思いが芽生えてきます。
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