新園舎コンセプト

『 子ども・自然・地域がぎゅっと近づく里山なこども園 』

能登の里山は
子どもの育ちを支える豊かな体験をもたらしてくれます。

軽やかに鳴く水辺の蛙、蛍のほのかな光
こうべを垂れる稲穂、鮮やかに色づく木々、静かに降り積もる雪が
移ろいゆく季節の変化を感じさせ、楽しむ感性を育んでくれます。

小川での水あそび、昆虫採集、庭先での木登り、斜面でのそりあそび等が
好奇心をかき立て、五感を刺激し、挑戦する楽しさを満たし
誰が教えるでもなく、多少のリスクとも向き合う力を育ててくれます。す。

田畑からもたらされるお米や野菜。
山菜、木の実、キノコといった山のめぐみ。
里山の自然からもたらされる食材と食文化が
すこやかな体と食べる喜びをもたらしてくれます。

里山から生まれる文化である祭りや
仏事・神事などの伝統行事
地域の方々とのふれあいが
自らが社会の一員であることを自覚させてくれます。

里山は小さい子からお年寄りまで
世代を超えて豊かに関わる場となりえます。
地域の方々や年下年上の友達との交流といった
異なる世代との関わりが人間関係をはぐくむ力を育ててくれます。

能登の人々は里山とそこから生まれる文化に
知らず知らずのうちに育てられ、生きる力を身につけてきました。

未来を生きる子ども達には
里山の豊かな自然の中で
好奇心や五感を刺激し
友達や地域の方々との交流を生み出す園舎・園庭こそが
必要だと考えました。

そこで、新園舎・園庭のコンセプトは
子ども・自然・地域がぎゅっと近づく里山なこども園
としました。


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