蒸し器からほわーーーんと湯気が立ち上り
蒸しあがった餅米のいい匂い。
一つの臼(うす)をみんなで囲んで
ワイワイと笑顔で餅をつく子供と大人。
何人かの子が
「おっきな トンカチだ!」と言っていたのは
杵(きね)ですよぉ。
つきたてのふんわりとした柔らかさと味わいは
市販のお餅や機械でこねるお餅とは一味違います。
味付けは、きなこ、ごま、あんこ。
どれも美味しかったです。
今年の一番人気は きな粉味でした。
余程気に入ったのでしょう
きな粉やあんこがついたお皿を
こっそりペロペロなめていた子もちらほら…。
(見て見ぬふりをしてあげましたが…)
年長児バンビー組には担任の〇下先生と一緒に
一人ずつ交代でついてもらいました。
杵って重たいんですよ。
大人って力持ちでしょう。
今では家庭でお餅つきをすることも少なくなり
臼(うす)と杵(きね)を使ったお餅つきは
保育園と昔話の中でしか見ることが無いかもしれません。
「お餅つき」という
平凡だけど魅力的な生活文化を
大人も楽しみながら、子供に伝えることも
保育園の大切な役割なのだと改めて感じます。
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