2014年3月13日

教える

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先週から

2歳児がクロスライフ保育に加わりました。

 

 

これまでは同じ2歳児だけで

遊び、生活していた子供達が

年齢も発達の進み具合も大きく違う

年上のお兄さんお姉さんと一緒に遊び、生活するようになりました。

 

 

2・3・4歳児の子供達は午前中の1時間程

年齢ごとに分かれて活動しますが

それ以外の時間のほとんどを

2・3・4歳の子供達が混ざった

グループを作って生活しています。

 

遊びや生活の仕方を教えてくれる

年上のお兄さんお姉さんが身近にいてくれるのは

小さい子にとって嬉しいものです。

見よう見まねで様々なことを吸収できる

クロスライフ保育の良い面の1つです。

 

 

でも、それ以上にクロスライフ保育の良さを感じるのは

教える側の年上の子供達にとっても

非常に良い影響があることです。

 

年上の子供達は小さい子のお世話をするのが大好きです。

小さい子から頼られていると感じると嬉しく

何でも教えてあげたくなります。

 

小さい子から頼られるという経験が

自然と自らを律し、習慣や癖を変えていこうとする

意欲につながっていきます。

 

お兄さんお姉さんとして

自分の好きな遊びを教えてあげたい

知っていることを教えてあげたいと

良いところを見せようとしているうちに

本当に成長しているとでもいえばいいのでしょうか。

 

 

 

アメリカのある調査によると

定着率の高い学習方法は

「講義 5%」

「視聴覚 20%」

「グループ討論 50%」

「自ら体験する 75%」

「他の人に教える 90%」

というものだったそうです。 

 

幼少期から

小さい子に頼られ、自分のできることを教えたり

手伝ってあげるという経験は

教える側の子供にとってプラスの面が非常に大きいものです。

 

 

2歳児の子供達がクロスライフ保育に加わったことで

2歳児も3・4歳児も少しお兄さんお姉さんになったことを

自覚するようです。

 

新年度に向けて

子供達の心の準備が少しずつできつつあります。

 

 

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