2014年2月21日

交通安全教室

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 2月20日(木)

石川県警の方々による

交通安全教室が開催されました。

 

 

横断歩道や信号でのルール

不審者から身を守る方法

チャイルドシートの大切さ等を教えて頂きました。

 

 

 

 教室終了後、指導員の方からは

 

「保育園での指導だけではなく

 ご家庭でも指導していただきたい。

 特にもうすぐ歩いて小学校に通うようになる年長児は

 通学路を親子で何度か歩いてみることで

 悲しい事故のリスクを減らすことができる。」

 

そんなアドバイスを頂きました。 

 

 

 

お話しを聞いていて

思い当たることがあります。

 

 

ずっと以前のブログにも書きましたが

 

保育園で子供達と一緒に散歩に出かけた時に 

気になる様子が頻繁に見られました。

 

 

 

ちょっとした段差に気がつかず転んでしまう子。

 

おしゃべりに夢中になり

気がつかないうちに道路の真ん中まで出て行ってしまう子。

 

行きかう自動車に対して注意が足りない子。

 

 

 

道路を歩くという 何でもないと思われることが

難しいと感じる子が多くなっているように感じました。

 

 

これは私やベテラン保育士の印象ですが

小学校に入学するまでに

足元や周囲に注意を払いながら歩くという経験が

極端に少なくなり

 

道路を安全に歩くために

身につけなければいけない基本的な能力が

十分に身についていないように感じられます。

 

 

地方では家族に車で送迎してもらうことが圧倒的に多いため

日頃から、道路を歩くことが少なくなっているからだと想像できます。

 

 

 

以前は都会の子供よりも田舎の子供の方が

自然の中で思いっきり身体を動かしているので

田舎の子供の方が危険から自らの身を守ることができ

たくましく育つと考えていました。

 

しかし、都市部の子供の方が公共交通機関を多く利用するため

長い距離を歩き、様々な危険から身を守る術を

身につけているように感じます。

 

 

 

子供達を安心して小学校に送り出せよう

 

  

保育園も保護者の方々も

「道路を歩く」という

 

大人からすれば 何てことはない当たり前の経験を

意識して子供達に経験させることが

必要になっているように感じます。 

 

 

 

2014年2月15日

保育士不足

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ひまわり保育園では

休日保育をしていますが

 

一日の人数は多くても3・4人程度の

超少人数保育です。

 

 

先日の休日保育の様子を

遠目から見ていましたが

子供は2人だけにもかかわらず

保育士はいつもと変わらない笑顔で

子供達に愛情あふれる保育をしてくれていました。

 

 

そんな保育士の姿を見ていて

保育の現場は保育園の方針以上に

保育士一人ひとりの子供に対する人間的な愛情で支えられていると

改めて感じました。 

 

 

 

保育の仕事は

子供の育ちと保護者の子育てを支える

肉体的にも精神的にも厳しい仕事です。

 

 

 

それにもかかわらず 

日々、子供達のためであれば

私生活も犠牲にして

深夜にコツコツと仕事をして

 

朝早くから笑顔で

子供達を迎えています。

  

 

相手が子供だからと言って

手をぬくのではなく

相手が子供だからこそ

1年後、2年後、将来を考えながら子供達に接し

休む間もなく苦労しても子供達のためならば厭わない。 

 

 

保育の現場は

まさに保育士の愛情で支えられています。

  

 

 

 

 

保育士にとって最も辛いことは

苦労しても周囲からの理解や

社会的な評価や支援が伴わないこと。

 

保育の仕事を

離れる方も少なくありません。

 

  

都市部だけではなく

地方でも保育士の不足は深刻です。

それこそ保育の質なんて言っていられない状況とも言われています。

 

 

今日の新聞にも大きく取り上げられていましたが

 『子育て充実 4000億円財源不足

 保育士増員先送りも…』

という、保育士を失望させる残念な記事が載っていました。

 

 

 

社会的な評価で保育士を支えられなければ

保育士を志す若者が減り続け

保育士の離職者は出続け

保育士不足は解決しません。 

 

 

 

 

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