2013年3月29日

ひまわり保育園って

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「ひまわり保育園ってどんな保育園ですか?」

 

と、保育園に見学に来られた方々から質問を受けた時

私はこれまで

「 年齢別の保育と異年齢保育 」の両方の保育形態を取り入れた

保育をしていることが最大の特徴です。」

と答えてきました。

 

間違いなく私たちの保育の核となるのが

「年齢別保育と異年齢保育」なのですが

 

どーーもしっくりこない…。

 

 

この説明では

私たちの保育について

正確にお伝えできていなかったように思い

別のふさわしい言葉で説明したいと考えていました。

 

 

この数か月間

改めて

「ひまわり保育園ってなんなんだ?」

ということを突き詰めて考えてきました。

 

 

これまで私が勤務したり見学してきた

保育園や幼稚園を思い返し

 

8年間働いてきた

ひまわり保育園の保育を振り返り

 

さらに

先般の保護者アンケートの結果から

保護者の皆さんがひまわり保育園に対して

どの様に感じておられるのかを読み解きながら

 

私なりにふさわしい言葉を見つけました。

この言葉です。

 

 

 

 

『  〇〇〇 〇〇〇保育 』

 

 

もったいぶる訳ではなく

一番に保護者の皆さんにお伝えしたいと思っています。

4月1日の「入園進級のつどい」で

ご説明しますね。

 

 

もちろん後日

ブログでも詳しくご説明します。

 

 

2013年3月24日

準備

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涙が出るほど嬉しく、美しい巣立ちのセレモニーが終わり

その日の午後には余韻に浸る間もなく

職員は皆

新年度に向けての会議や準備に追われていました。

 

 

園長と私は定員の設定や予算案の編成に

頭を悩ませています。

 

ひまわり保育園が成長していくうえで

何を大切にしていきたいか、何を追い求めていくかを

数字の中で表現しているようです。

 

より良い保育につながる予算案が出来上がりそうです。 

 

 

その他に

さんざん悩みながら

先日決定したのが

新年度の人事配置。

 

職員の希望も考慮しますが

力量や経験年数をもとに

数年後には「こんな先生になって欲しい」

この場所なら今以上に力を発揮してくれるだろう

という姿をイメージしながら配置しました。

 

先生方にはすでに新年度の配置をお知らせしました。

保護者の皆様には4月の『入園進級のつどい』で

ご紹介しますね。

 

4月からは新たに

保育士1名、看護師1名が加わります。

 

新年度に向けて

準備は着々と進んでいます。

 
 

2013年3月19日

修了式前日

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年長児13名が明日 巣立っていきます。

短い子は3年ぐらい

長い子は6年以上の年月を

ひまわり保育園で過ごしました。

 

毎日のように同じ屋根の下で過ごしてきた私たちにとって

身近にいることが当たり前のようでしたが

ついに明日でお別れです。

 

決して悲しい別れではなく

嬉しい別れなのだと言いきかせていますが

明日でお別れと思うと やはり心中は複雑です。

 

 

子供達にとって 

保育園生活は楽しいことばかりではなかったと思います。

それでいいのです。

 

友達とのかかわりの中で

楽しかったことだけが

子供達を成長させた訳ではなく

悲しかったことも

腹の立ったことも

辛かったことも

我慢したことも

全ての経験が

子供達を大きくしてくれたのです。

 

 

修了児が最後に歌う歌は

 『 さよならぼくたちの保育園 』です。

担任の〇下先生が思いを込めて選んだ曲です。

 

さっき私が書いたことが

シンプルに、親しみやすいメロディで歌われています。

 

 

『さよならぼくたちのほいくえん』

 たくさんの毎日を ここですごしてきたね

なんど笑って なんど泣いて

なんどかぜをひいて

 

たくさんのともだちと ここで遊んできたね

どこで走って どこでころんで どこでけんかをして

さよなら ぼくたちのほいくえん 

ぼくたちの遊んだにわ

桜の花びら ふるころは  ランドセルの一年生
 

                   (一番のみ載せました)

 

          作詞: 新沢としひこ  作曲:島筒英夫  

 

 

練習している歌声を聞いているだけで

胸が熱くなります。 

 

 

明日は胸を張って

修了証書を受け取ってほしいと思います。

 

最高にかっこいい修了児の姿を

ご家族に、先生に、年下の友達に、地域の方に

見せてあげましょう。

 

 

2013年3月15日

お別れ会

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今日はお別れ会の日です。

 

今まで

一緒に遊んでくれた

いろいろ助けてくれた

何でも教えてくれた

年長児バンビー組のお兄さんお姉さん達に

ありがとうの気持ちを伝える日。

 

そして

大きく成長したことを皆で喜ぶ日でもあります。

 

 

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年長児はコマ回しや楽器演奏を披露して

年長になったらこんなことができるようになるんだ

と披露してくれました。

 

 

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一緒に踊ったり、ゲームを楽しんだり

プレゼントを交換し合ったりして楽しいひと時。

 

先生達からのプレゼントは

ダンスの披露と

小さい頃の写真と今年一年を振り返った写真の

スライドショー。

 

幼いころの子ども達の写真に

子ども達は大笑い。

「なつかしぃ!」「大昔の写真や!」等と

私たち職員にとっては

ほんの少し前の出来事を

大昔のことのように懐かしんでいました。

 

 

2・3・4・5歳児の子ども達は

遊戯室で会食を楽しみました。

 

今日のメニューは

年長児からのリクエストメニュー。

 

今年は『 ハヤシライス 』でした。

2013年3月10日

引き継ぐ

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毎年この時期になると

子ども達が唱う歌は修了式に向けての歌となり

巣立つ子たち、進級する子たち共に

現在の立派な姿と入園した当初の姿とが

対比的に目に浮かんで重なり合います。

 

あと1ヶ月もしないうちに1年が終わると思うと

何とも言えない気持ちがこみ上げてきます。 

 

 

先週の月曜日から

年長児バンビー組の子ども達がこれまで担ってくれていた

布団当番やお食事当番、掃除当番等といった

年長児としてするべきことを

年中児かもめ組の子ども達に教えています。

 

年長児はすっかり先生気分ですが

実際に教えてみると

自分が分かっていなかったことに気がついたり

自分の伝えたいことがうまく伝わらなかったり

言うことを聞いてもらえなかったり…。

 

「教えるのがこんなに大変とは思わなかった!」

という言葉が聞かれるほど苦労している子もいました。

 


教えようとすることで

今まで分かっていた、できていたつもりだったことが

実は分かっていなかったことに気がついたり。

できているつもりだったことが

実はできていなかったことに気がついたり。

 

 「教える」という経験を通して

年長児は より深く

「知り」・「分かり」・「できる」ようになります。

 

 

 

年中児は憧れていた当番活動に

嬉しそうに取り組みながらも

「当番がこんなに難しいとは思わなかった!」 と

ちょっと戸惑い気味…。

 

今まで年長児の姿を見てきて

「知っている」「わかっている」

だから「できる!」

と思っていたようですが

「知っている」「わかっている」 と 「できる」は別物なのですよぉ。

 

 

教える側も 教えられる側も

得るものが大きいですね。

3月の引き継ぎの時期は

年中児と年長児のどちらもが グッと成長する時期です。

 

異年齢保育を取り入れている良さを改めて感じます。

 

 

  

 

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