2012年9月29日

演劇鑑賞

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例年は人形劇を楽しんでいましたが

今年はひまわり会(保護者会)の皆さんの提案で

地元、東雲高等学校の演劇科の皆さんをお招きして

演劇を鑑賞しました。

 

演目は紙芝居の『かさじぞう』と

演劇『よだかの星』。

 

 

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『よだかの星』は

楽しく笑えるような場面が全く無いお話で 子供達にはやや難しく

途中で飽きられてしまうのではないかと心配していましたが

役者さんの演技だけでなく

後ろに座っている保護者の方々の様子を眺めながら

思った以上に演技や場の雰囲気から

多くの事を感じ取っているように見えました。

 

 

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舞台芸術は

テレビとは違って

舞台から演じている方の熱気が伝わってきます。

舞台の空気を肌で感じると言った方が良いかもしれません。

 

それに、

笑ったり、悲しんだりといった気持ちを

大勢で共有する良さ、一体感があります。

客席に流れている空気を皆で分かち合う感覚とも言えます。

 

舞台と客席が一体となって

楽しめるのが舞台芸術の良い所です。 

 

 

演劇に限らず

オペラ、バレエ、音楽のコンサート

さらには、人形劇やサーカス、ストリートパフォーマンスも含めて

台芸術は子供達に

どんどん見せたいものです。 

 

 

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12月のお楽しみ会(発表会)に向けて

子供達が劇あそびを楽しむきっかけにもなったように思います。

 

素晴らしい演技を見せてくれた

東雲高等学校の8名の役者さんと顧問の先生

演劇を主催してくださった

ひまわり会の皆さん

ありがとうございました。

 

2012年9月20日

運動会の練習

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ようやく秋らしい爽やかな風が吹くようになりました。

あまりの残暑の厳しさに

運動会の練習をする時は

あっつーーーい園庭ではなく

遊戯室で行うことがほとんどでした。

 

運動会の練習という名の

我慢大会にならないように

先生方もよく配慮していました。

 

 

 

年長児バンビーが取り組むプログラムの一つが

「 組体操 」と「 パラバルーン 」です。

 

組体操の見どころは

子供達の倒立です。

4月、年長になってから

日々の保育の中で倒立の練習を

楽しんできました。

……本当に楽しんで取り組んでいました。

保護者の皆さん 上手くできましたら拍手をお願いしますね。

 

パラバルーンは

見ている私達も楽しいのですが

演じている子供達が一番楽しいようです。

大きく膨らませてドームを作ったり

そのドームの中に入ったり

友達との何とも言えない一体感を感じることができます。

 

年長児バンビー組にとっては

運動会の練習が

友達との関係がさらに深まる機会になったように思います。

 

 

 

 

2012年9月13日

連絡帳

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保護者の皆さんが

保育園での子ども達の様子を知るための

貴重な情報源が「連絡帳」であり

 

保育士にとっても

家庭での子ども達の生活や保護者の想いを知るためにも

大切なものです。

 

連絡帳を読むことを毎日楽しみにしておられる方も多く

保護者と保育士との信頼関係を育むうえでも

大切なツールになっています。

 

 

しかし、1か月程前の報道でご覧になった方もあるかもしれませんが

 

愛知県碧南市の県認可保育園で2010年

当時1歳4カ月の子どもが

ベビーカステラを喉に詰まらせて死亡した事故がありました。

事情を聴かれた担任保育士は

「事故当時のように数人の園児だけがおやつを食べる時は園児を見守りながら

連絡帳などを記入することがある。」と話していた。 

                            (毎日新聞 - ‎2012年8月7日)

 

連絡帳を書くことに追われ

子どもの見守りを怠ってしまった可能性が高いようです。

 

 

「連絡帳」の問題は外の方々には分かりづらいですが

難しい課題です。

 

どの保育園も連絡帳を

お昼寝や食事の時間に書く所がほとんどです。

更には休憩時間を削って書かなければならない程です。

 

 

保護者が求める情報を連絡帳に求めれば求めるほど

保育士は子どもを見守る時間が減ってしまうのが現実です。

 

 

ひまわり保育園では

これまで記入方法の効率化や簡素化で

改善に努めてきましたが

やはり難しい課題です。

 

 本来最も大切にしなけらばならないのが

子ども達の見守りです。

それを犠牲にしてまで書かなければならない

今の連絡帳のあり方は

保育の業界全体が抱えている難しい問題だと感じます。

 

2012年9月 8日

この木なんの木...

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先日のブログでも書きましたが

保育する上で最も大切なのは

日常の生活と遊びです。

 

しかし、例年 運動会の直前になると

どうしても子供達に無理を強いることが

多かったように思います。

 

そこで

今年の運動会は内容を少し変更しました。

 

例年プログラムの最後に

3・4・5歳児が合同でマスゲームを披露していましたが

今年はちょっと趣を変えて

親子一緒に、みんな一緒に踊るプログラムに変えました。

 

プログラムの最後は

子供達もちょっと疲れ気味

親子一緒に楽しく踊ることで

「今日は楽しかったね♪」と

気持ちを通わせながら

運動会を終われたらと考えました。

 

 

「えぇ! 大人も踊るの…。」と思われた

保護者の皆さん 心配なさらないでくださいね。

曲は誰もがよく知っている

「この木なんの木 気になる木」

 

振り付けは とっても簡単です。

当日、お教えしますから

子供達と一緒に楽しく身体を動かしましょう! 

 

2012年9月 6日

大切なこと

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雨が少なく、例年以上に暑かった8月が終わり

9月に入ると いくぶん過ごしやすくなってきました。

 

園庭で子供達が大喜びで捕まえてくる虫も

バッタやコオロギ等

秋を感じさせてくれる虫が多くなってきました。

 

 

さて

乳幼児期の子供達にとって大切にしなければいけないことは

何でしょうか?

 

それは、日常の生活であり、遊びです。

つまり、こくフツーの日が大切なのです。 

 

食べる、寝る、着替える、排泄する等といった

日常の生活を大切に、丁寧に過ごすことで

身の周りの事ができるようになること。

これが大切です。

 

加えて

遊びを通して夢中になる、熱中する。

友達と一緒に楽しい思いを共有する。

できた!!と感じる達成感。

今日も楽しかったと感じる充実感。

いろいろな事を不思議だと感じる好奇心。

これらが小学校に入学するまでに経験してほしい大切なことです。 

 

 

運動会を2週間後に控えていますが

子供達の日頃の生活や遊びを大切にしながら

運動会を迎えたいと考えています。

 

 

 

 

 

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