2013年12月 7日

脇役

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ある保護者の方から頂いたご意見です。

 

『お迎えの時間に様子を見ていると

 子供達が好きな玩具で遊んでいるという印象を受けます。

 先生も一緒になって楽しく遊ぶというより

 子供をみているだけという感じがして気になります。』 

 

 

 

保育園での子供達の遊びや生活に

関心をもっておられる方からのご意見だと

大変うれしく思いました。

  

 

 

 

朝夕の自由遊びの時間は

子供達が自ら好きな遊びを選び

一人夢中になって遊んだり

友達との関わりを楽しみながら遊べるよう

 

保育士はあえて遊びの中に入らず見守るようにしています。

 

 

保育士は子供の興味や関心を引き出すために

場所や玩具を準備して手助けをする

脇役に徹しています。
 

 

 

 

 

自由遊びは知育やお稽古事のように

効果が目に見えて表れないために疎かにされがちですが

  

子供は、自由に遊ぶことを通して

人間として生きてゆくための基礎的な能力を習得します。

 

  

 

幼児期の子供達に最も必要な経験は

先生に導いてもらうことに慣れるのではなく

 

自分のやりたいと思えることを見つけて

夢中になって遊ぶ満足感や達成感を感じたり

 

 

友達と遊ぶ中で

主体的に判断し行動し

より良く問題を解決する経験を積むことです。

 

 

 

 

そのために 

朝夕の自由あそびの時間は

保育士は脇役になるのです。

 

  

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