2017年10月 5日

食育

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子供達が毎日楽しみにしている給食。

「せんせー!今日の給食なぁにー?」

「今日〇〇でしょう。楽しみにしとった!」

と、毎日の話題にのぼります。

 

ひまわりの食事は

子供達が園庭の畑で収穫した野菜の他

旬の食材、能登野菜とよばれる故郷の食材等

様々な食材を意識的に取り入れています。

 

様々な食材や味を経験することは

未発達な子供達の味覚を育てる上で非常に大切です。

 

よくお母さん方から

「家ではあまり食べないのに

ひまわりでは何でもよく食べているのが不思議」

「好き嫌いが多くて困っている」

といった言葉をよく頂きます。

 

食べたことの無い食べ物を口にした時

子供の脳は受けたことのない情報だととらえ

「不快」=「まずい」=「嫌い」と判断してしまうことが多いものです。

 

食べ物の味を舌で感じ、それを脳へ伝達できる味は5つ。

塩味、甘味、旨味、苦味、酸味です。

 

このうち塩味、甘味、旨味は身体的に不可欠な物(味)でもあり

人が本能的に好む味であり

その多くは「好き」として感じます。

しかし、まだ経験の少ない子供にとっては

「苦味」「酸味」といった食べ慣れない味は

「嫌い」と判断しまうことがあります。

 

毎日食事の経験を積み重ねることによって

「いつもと同じ味」=「おいしい」=「好き」という

判断基準が育っていくのです。


小さい頃嫌いだった食べ物が

気がついたら好きになってた

もしくは皆と一緒に食べていたら好きになったという経験ありませんか?

 

子供の頃の「嫌い」はずっと続く嫌いではなく

経験の少なさゆえに感じているものです。

子供には多くの味を経験をさせてあげる事が

子供の味覚を育てることにつながります。

 

そして、味覚を通して感じる美味しさや喜びは

心や情緒の安定にも深くつながり

もしかしたら協調性や集中力にも影響してくるのかもしれません。

 

 

 


 

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