2013年2月28日

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先週、年長児バンビー組と一緒に

徳田小学校に向かって歩いていたら

道路脇にフキノトウが顔を出していました。

 

トン…トン…トン…と

暖かい春の到来を知らせようと

フキノトウが春の扉をノックしているようでした。

 

 

年長児バンビー組の子供達も

光の降りそそぐ新しい世界へ扉を押し開けようとしています。

フキノトウのように穏やかに静かにではなく

ドンッ!!ドンッ!!扉を蹴破りそうな勢いです。

 

扉を開けた瞬間

できる できない なんてお構いなしに

きっと大人が「慌てすぎないで!」と心配するほ

自分の世界を一気に広げて行くのでしょう。

 

 

 

子供達は たとえできなくてもやろうとしたがるのに

大人は大抵のことはできるのにやらない。

 

年齢とか能力とか才能とかではなく

きっとこの差が

子供がもっている可能性と

大人がもっている可能性の差なんでしょう。 

 

 

そんなふうに考えだすと

子供達への尊敬にも憧れにも似た思いが芽生えてきます。

2013年2月27日

花育

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華やかで心もはずむ春の行事「ひなまつり」。

今日はお花屋さんの七尾花正(株)の小林さんと一緒に

花育の活動 「 おひなまつり de 花育 」を開催しました。

 

年長児バンビー組の子供達が講師の方と一緒に

ひなまつりにちなんだフラワーアレンジメントを体験。

 

 

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子供達は色鮮やかな春の花を見て

繊細な花をそっと手に取って触れて

鼻を押し当てて匂いをかいで

思い思いに飾り付け

花の魅力や春の魅力を五感で感じとっているようでした。

 

 

桃の花、マリーゴールド、スイートピー、菜の花、カーネーション

色鮮やかで、急に園内が春の雰囲気に包まれます。

 

 

明後日の「ひなまつり会」では子供達が作った花を飾り

例年以上に彩り鮮やかなひなまつり会を楽しむ予定です。

 

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余談ですが

子供達は切り落とした後の

茎や葉っぱを保育園で飼っているいるウサギに

食べさせてあげるのだと言って大切に袋に集めていました。

 

 

「 花育 」とは

 花の魅力や、花のある豊かな生活を伝えるための

教育、または活動などを意味します。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

http://www.hanaiku.gr.jp/hanaiku.html

 

2013年2月24日

復帰!

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紹介が遅くなってしまいましたが

産休・育休でお休みしていた

水〇 〇〇美先生が今月2月1日から復帰しました。

 

そして、ぷっくりホッペがかわいらしい娘さん

「〇なちゃん」が 一緒に入園しました!

これから毎日、親子一緒に出勤・登園ですね。

 

 

〇〇美先生は復帰後に

「親子共々よろしくお願いします。」

「子供の気持ちに寄り添った保育をしたい。」

語ってくれました。

 

 

これまでの保育士の視点だけでなく

母としての新しい視点で保育を見ることで

気づいたことや感じたことを保育の改善につなげていきましょう

 

 

 

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そしてもう一人

2月25日(月)に産休・育休から復帰予定なのは

栄養士の橋〇  〇〇恵先生。

 

久しぶりに復帰したら驚かれるでしょう。

厨房にピッカピカの最新機器が導入されています。

しっかり使いこなして

これまでよりもっともっと美味しい食事を作っていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

2013年2月23日

2周年!

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ホームページをリニューアルして

はや2年になりました。

  

以前のホームページでは

訪問回数が1年間に200件程度だったものが

リニューアル後からどんどん増え

1年目には総訪問回数が5000件

2年目の総 あそう総合そう訪問回数は約12,000件となり

2年間で開かれたページ総数は約150,000ページとなりました。

地方の小さな保育園のホームページとしては

なかなか立派な数字です。

 

2年経っても未だに

「いつまで続くかねぇ…」

「おかしなこと書かないかねぇ…」と心配されている

私、副園長のブログもこのように奇跡的に続き

一番人気のコンテンツになっています。 

 

保護者の皆さんや市内の方々からだけでなく

市外、県外、更には国外からも

多くのアクセスを頂いくようになりました。

 

また、同業の保育関係の方々からも

「よく読んでますよ!」と声をかけられ

嬉しいやら、恥ずかしいやら…。

 

 

インターネットを使った発信は

このホームページとfacebookページの2本柱です。

 

ホームページではひまわり保育園の保育に対する

基本的な考え方や保育内容をお伝えし

facebookページでは

日々の保育の出来事を発信しています。

   

今後もこのホームページとfacebookページを通して

ひまわり保育園をより多くの方々に知っていただき

もっともっと身近にひまわり保育園を感じていただけたらと考えています。 

 

 

 

 

 

 

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「ならぬことはならぬものです」

 

綾瀬はるかさんが素敵だからついつい見てしまう

NHK大河ドラマ『八重の桜』 

 

ドラマの中で繰り返し語られている

「ならぬことはならぬものです」 という言葉は

 会津の藩校・日新館

6歳から9歳の子供達が実践していた

「什(じゅう)の掟」という教えの最後に語られている言葉だそうです。 

 

  

 

「什の掟」

一、年長者(年上の人)の言ふことに背いてはなりませぬ

(私流に解釈すると、他者への敬意を忘れず

 素直な心で話を聞きなさいということでしょうか。)

 

一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ

(相手への敬意や感謝の気持ちを

 きちんと言葉や形で表して伝えなさいと解釈しています。)

 

一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ

 (人との信頼関係を損なうだけではなく

 自身の人間性に泥を塗ることはするなと解釈しています。)

 

一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ

(自分自身に誇りを持てと解釈しています。)

 

一、弱い者をいぢめてはなりませぬ

(人を守ることの尊さを説いていると解釈しています。)

 

一、戸外で物を食べてはなりませぬ

(公共のマナーを守り、美しい立ち振る舞いをせよと解釈しています。)

 

一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ

(うーーーーん…これは…難しい…。

 女性には紳士であれということでしょうか…。)

 

ならぬことはならぬものです。 

 

 

私なりの勝手な解釈は余計かもしれませんが

現代でも子供達に伝え、自分のものとしてほしい言葉ばかりです。

 

ならぬことがまかり通ってしまい 

人の心の乱れが著しい昨今ですが

幼い頃からこうした人間としての基本を

浸透させることの大切さを感じます。

 

 

 

 

 

 

2013年2月 6日

おおきくなるって

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2月4日から

2歳児が異年齢保育に加わり

これまで3・4・5歳児のグループだったものが

これで2・3・4・5歳児が入り混じった

異年齢グループになりました。

 

 

年長児バンビー組の子ども達は

「小さい子を助けてあげなくちゃ!」

という使命感に燃え

何でも率先して教えたり、助けたりしてくれています。

 

今日も まだどうして良いかよく分からない2歳児に振り回されながら

「もう!大変!大変!」

と、困ったような 嬉しそうな顔をしながら

教えてあげたり、お世話してくれていました。

 

 

2歳児が加わったことで

年長児はもちろんのこと

年中児や年少児も大きくなった自分を感じているようです。

 

 

こんな時期に子供達に読み聞かせてあげたい絵本が

上の写真の「 おおきくなるっていうことは 」

(中川ひろたか:文 村上康成:絵)

という絵本です。

  

おおきくなるって どういうことなのか

子供達に分かりやすく、優しい言葉で語られています。

 

 

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絵本の後半には

ひげの園長先生が優しく こう語りかけます。

 

「 おおきくなるっていうことは 

 じぶんより ちいさなひとが おおくなるってこと 」 

 

「 おおきくなるっていうことは

 ちいさなひとに やさしくなれるってこと 」

 

 

先日、年長児に読み聞かせてあげたら

大きくなった自分を誇らしげにしながらも

ちょっと照れくさいような顔をして見入っていました。

 

ついこの前まで

赤ちゃんだったのになぁ…。

ずいぶん頼もしくなりました。

おおきくなるって 素敵なことですね。

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