2019年10月24日

おむつ定額サービス

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10月から0歳児のお子様をもつ保護者の方を対象に

おむつ・おしり拭き定額サービス始めました。

 

 

これまで毎日

記名した上でおむつとおしり拭きを持参して頂いていました。

これが地味に保護者の方々の負担になっていたかと思います。

このサービスを利用される方はもう持参する必要はありません。

こども園でおむつをご用意します。

 

リーズナブルなお値段なこともあって

利用する保護者の方々からの評判は非常に良く

お申し込みが徐々に増えています。

 

 

 

サービスを利用される保護者の感想は

 

「おむつを買いに行く頻度が減って助かっています。

 仕事していると買いに行ける時間が少なく

 今まではギリギリになって、いつも買いに走っていたので(^-^)」

 

「時代に合ったサービスだと思います。値段も安くて助かります。」

 

「オムツの名前書きがなくなり、ずいぶんラクになった。

 ぜひ来年1歳児でもしてほしい!」

 

「値段がお手頃でありがたいです。

 エプロンやお手ふき、布団も定額制になって

 手ぶらで登園できればいいのにと思ってしまいます。」

 

 

嬉しい感想を沢山いただいています。

 

 

実はこのサービスは保護者の負担を減らすだけではなく

これまでおむつを1人1人個別に管理していた園職員の負担も減らしてくれます。

職員が子供達とふれあう時間と心の余裕ができるので

職員は喜んでいます。

 

保護者も職員も嬉しい取り組みになりました。

2019年7月17日

虫少年・虫少女

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ひまわりには

たくさんの虫少年と虫少女がいます。

 

園庭に出れば

カエルやダンゴムシ、カナブン、ミミズ等を

次々に虫かごに集め

誇らしげに見せてくれます。

 

ちょっと珍しい生き物を捕まえた子は

みんなから尊敬の眼差しを向けられています。

  

家に帰ってからも

沢山の虫を集め続け

中にはポケットに虫を入れたままにしていたので

洗濯が終わった後に悲惨な形で見つかるケースも。。。

 

あまりの熱中ぶりに

登降園の時にはお母さん方のうんざりしたような声も聞かれます。

 

でも

ちょっとだけ大目に見てあげましょう。

 

 

幼児期は生き物と遊ぶことが最も楽しい時期です。

 

 

多くの場合、生き物と遊ぶ体験は

子供にとって最も身近でおもしろい自然体験です。

子供は生き物を通して自然を体験をするといってもいいくらいです。

 

というのも

生き物ほど子供を楽しませてくれる「自然」は他にないからです。

 

生き物は、子供達の目を自然の神秘や命の不思議に向けさせてくれる

素晴らしい先生なのです。

 

中には小さな虫を踏み潰したり

足をちぎったりする子もいます。

残酷でやめてほしいと思うかもしれませんが

大きくなったら問題児になるというものではありません。

これもまた

子供達の成長に必要なことだと思います。

 

子供は大人とは違う

「子供の文化」の中で生きています。

大人は「子供の文化」に対して

いい悪いを決めつけるのではなく

大人の文化との妥協点を見つけることが大切です。

 

 

子供達は小さな生き物を通して自然を感じ

命を知るのです。

 

楽しみながら

時には後悔しながら

少しずつ。少しずつ。

2019年5月18日

園内研修

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土曜日の午後

定期的に職員研修を行っています。

 

5月の研修テーマは

『子供達の命を守る』です。

 

園内外で起こりやすい事故について

研修を受けてきた職員から報告を受け

事故のリスクを少なくする園内環境づくりについて理解を深め

保育の方法や園内の保育環境の見直しを話し合いました

 

また、午睡時に起こりやすいSIDS(乳幼児突然死症候群)等に対応できるよう

園長から最新の研究や事例を基に説明を受け

理解を深めました。

 

更にはAEDトレーナーを使った救命救急訓練を行いました。

頼もしいのは数年の経験を積んだ先輩職員が

新人保育教諭に積極的に指導していたこと。

 

子供達の命を必ず守ろうという姿が感じられました。

 

 

なかなかの盛りだくさんの研修になりましたが

新人の保育教諭だけではなく

どの職員も改めて

子供たちの命を預かることの責任の重さを再認識し

日々の保育を丁寧に行い、常に専門性を磨いていくことの大切さを感じているようでした。

 

 

2019年2月 1日

節分の鬼

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節分の日になると

多くのこども園でも節分の豆まきに

鬼が来訪して、子供達を驚かせている事でしょう。

 

ひまわりでも以前は怖い鬼がやってきて

子供達を驚かせることがありました。

しかし、今では怖い鬼が来ることは無くなりました。

 

 

世界無形文化遺産となった

秋田のナマハゲも、石川のアマメハギも

怖い神様が来訪して子供達を驚かせる点ではよく似ています。

 

でも、昔から伝わる文化にはきちんと子供への配慮があり

怖い来訪神が家にやってきても

その時には親がそばにいて守ってくれ

いつでも親がその膝にのせ、抱きしめられるよう配慮されています。

 

こども園ではそうはいきません。

保育教諭は大勢の子供達をしっかりと抱きしめて守れることはできません。

 

 

恐がりの子供は10人に1・2人程いるものです。

保育教諭は子供が1人1人気質が大きく違い

恐怖を強く感じ取る子がいることを理解しなければなりません。

 

子供達の中には

節分が近づくと気持ちが落ち込んで、こども園に行きたくなくなり、

鬼が表れたら全身が震えるほどの恐怖を感じて

大泣きしてしまう子がいることに配慮しなくてはいけないように思います。

 

 

ひまわりの節分の日は

子供達が鬼になりきって、先生から盛大に豆をまかれることで

自分の中の鬼を追い払う楽しい豆まきです。

2019年1月 8日

学校探検

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 1月7日(月)

小学校入学を控えた5歳児の子供達が

冬休み中の朝日小学校におじゃましました。

 

1年生の教室をお借りして、実際に席についてみると

子供達はもうすぐ1年生になることを意識するようです。

ちょっとソワソワしながら教室内を見回していました。

 

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校内を見て回ると

理科室の様々な実験器具や音楽室の楽器等を

興味深そうに眺めたりして

子供達も「これ何?」「ここで何するの?」等と質問が止まりません。

 

みんなで作った学校地図には

発見したことを書きこむ付箋がびっしりと貼られ

沢山の気づきがあったことが伝わってきました。

 

子供達は身近に迫った小学校入学に期待を膨らませています。

2018年12月16日

おたのしみ会

 

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12月15日(土)

石川県七尾美術館アートホールにておたのしみ会を開催しました。

客席に座りきれない程多くのご家族が見守る中

2?5歳児が劇や楽器演奏、歌を披露しました。

 

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いつも以上の力を発揮した子もいれば

緊張して話せなくなってしまった子もいましたが

たくさんの拍手をもらった後の子供達の誇らしげな表情からは

やり遂げたことへの満足感や達成感を感じているようでした。

 

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子供達と職員皆で共に作り上げたおたのしみ会に

体調を崩す子もなく全員が元気に参加できたことをとても嬉しく思います。

 

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多くの保護者の方々から

「みんなの成長に感動しました」

「少しずつ成長している姿を見ることができ、幸せなひと時でした」

「今までの頑張りが伝ってきて良かったです。

 泣くような劇ではないのに泣きました」等

嬉しい言葉をたくさん頂きました。

 

2018年12月 1日

手紙あそび

 

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5歳児の子供達は

年間を通して『手紙あそび』をしています。

 

自由遊びの時に

子供達は思い思いに手紙を書き

郵便ポストに投函します。

 

3時のおやつ前になると

5歳児の郵便係の子が

誇らしげに友達や先生に手紙を配達してくれます。

 

手紙をもらった子はとっても喜び

返事を書きたいと嬉々としてペンをとっています。

 

子供達には遊びや生活の中で

文字が人と人をつなぐ役割を持つことに気付き

読んだり、書いたり、使ったりすることを楽しんでほしいと思っています。

 

毎日のように言葉を交わしていますが

手紙を通してのコミュニケーションは

直接話す時とは違った良さがあることに気づいて欲しいと思います。

 

気持ちを文章にして相手に届けること。

それが楽しいと感じてくれたのなら

大人が教えようとしなくても

自然に自分や友達、先生の名前や気持ちを手紙に書こうとします。

どんどん文字を身につけていくし文章力も自然に身についていきます。

 

幼児期には文字を教え込むのではなく、

手紙で人と通じ合うことの喜びを感じることで

文字や文章を書く意欲を育てることの方が

文字を書くことへの近道だと考えています。

 

私たち職員も子供達から手紙が届くのを毎日楽しみにしています。

2018年11月 3日

なかよしワールド

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ニュースや新聞を見ると

『外国人労働者の受け入れ拡大』『出入国管理法改正』という

言葉が連日飛び交っています。

これまで以上に外国からの労働者を受け入れる時代がやってこようとしています。

 

好むと好まざるにかかわらず

私達は日本以外の国の人たちと関わる機会が今以上に増えていきます。

 

子供達が社会に出て働く頃には

今よりもはるかに国際化が進んでいる事でしょう。

子供達は多様な人種・言語・宗教・価値観を尊重しつつ

多くの方々と良い関係を築き

力を合わせて日本社会を築いていかなければなりません。

 

当園では

子供達が異なる文化に親しむ経験を通して

多様性を受け入れる力の基礎を培うことができるよう

なかよしワールドと題して

年に5回程度、様々な国の方をお招きして

異文化に触れる機会を5歳児と4歳児対象に設けています。

 

交流を通して自分達とは違う多様な文化・習慣がある事を知り

違いがあっても仲良くなれること。

また、この世界は広くて、きれいな景色や珍しい習慣

面白いことがたくさんある事を感じてほしいと思っています。

 

この日は、交流した方の郷土料理も頂きます。

いつもとはちょっと違った食事を通して異文化に親しみます。

 

 

先日、開催したロシアの方との交流では

夜になっても暗くならない白夜があることや

大きな氷の湖があることに驚き

人形の中から次々に出てくる小さな人形(マトリョーシカ)に

歓声を上げていました。

 

ロシアの方とすっかり仲良くなり「ロシアに行って見たい!」と話す子供達は

柔軟に言葉や人種の違いを超えて

ロシアの方に親しみを感じているようでした。

2018年9月14日

ひまわリンピック

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今年から3年間

運動会の名前を改め

『ひまわリンピック』と銘打って開催します。

 

その理由は3つ。

 

1つは

多くの感動を与えてくれるであろう

来る2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを

遠くの他人事としてではなく

子供達に少しでも身近に感じてほしいから。

 

 

1つは

オリンピック選手のように

仲間と協力したり、ライバルと競い合ったりすることを通して

子供達の成長につなげていきたいという思いから。

 

 

もう1つの理由は

一般的な運動会の固定観念にとらわれず

子供と保護者、来賓、職員皆で

体を動かすことを楽しむ日にしたいという思いが込められています。

 

一般的に運動会は

保護者や地域の方々が見に来てくれるために

職員は見に来て下さる方々のために

どうしても見栄えの良さを子供達に求めてしまいます。

 

ひまわリンピックは

お遊戯や鼓笛隊、入場行進といった長時間、厳しい練習が必要な割に

幼児期の子供の心身の発達に

ほとんど意味の無いものはできる限り減らし

純粋に子供達が様々な身体の動きを経験し

できなかったことができるようになる楽しさを感じられることに

重点を置いて取り組んでいます。

 

子供達は

それぞれに自分ができなかったことに挑戦しながら

毎日を生き生きと過ごしています。

その子なりの挑戦を

当日は温かく見守って頂ければと思います。

 

 

2018年7月20日

醤油

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認定こども園ひまわりの給食で使っている醤油は

七尾市一本杉通りに店を構える

鳥居醤油店さんの物を使っています。

  

 

以前、当主の鳥居正子さんとお話しする機会があり

醤油づくりについて

様々なお話を聞かせていただきました。

 

 

醤油は

原料の大豆、小麦、塩は

地元能登の農業法人と協力して近くから入手しています。

それは、子供達に安心して食べてもらいたいから

誰がこの原料を作っているのかが分かることを大切にしているそうです。

 

大手のように発酵促進剤などの添加物や

保存料を入れたりすることなく

昔ながらの方法で

じっくり手間暇かけて人の手で作っているとのこと。 

 

 

「ひまわりの給食は美味しい」

と、よく試食した保護者の皆様から言っていただけるのは

栄養士、調理員の努力だけではなく

その影には

鳥居醤油店さんの

ものづくりへの真摯な仕事があるのだと感じました。

 

子供達には

これからも本当の醤油の味を

しっかり味わってもらいたいと思います。

 

 

(写真は鳥居醤油店さんのホームページからお借りしました。)

鳥居醤油店ホームページ

http://www.toriishouyu.jp/

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