2012年11月30日

おった のっし みぃー

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毎年12月に七尾美術館アートホールで開催される

ひまわり保育園の「おたのしみ会(発表会)」

 

もともとは『 発表会 』という名前だったのを 

『 おたのしみ会 』という名前に変えたのは

園長先生です。

 

 

子供達に表現することを楽しんでほしい。

 

子供達が家族に歌や劇を見てもらえる日を

楽しみにしながら取り組んでほしい。

 

本番当日、保護者の皆さんが

子供達の発表を楽しみ、成長を感じられる会であってほしい。

 

そんな思いから名付けたそうです。

 

 

いよいよ残り10日を切りました。

 

 

このブログを書いていると

何人かの子供達が廊下を

「おった♪ のっし♪ みぃーー♪」

とご機嫌そうにスキップしていきました。

子供達も本番を楽しみにしているのでしょう。

 

本当に楽しみです!

保護者の皆さんもお楽しみに!

 

 

2012年11月20日

けんか

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日々、保育園でくり広げられる様々な出来事。

友達同士のけんかもよく見られる光景です。

 

 

大人から見れば些細なことでも

大げんかになることもあり

口げんかでは治まらず

叩きあったり、噛みついたり、ひっかいたり

取っ組み合いになることも…。

 

 

大人はついつい

けんかしないように間に入ってあげたくなりますが 

実は、けんかは子どもにとって大切な経験。

グッと我慢して

手も口も出さず しっかりと見守ってあげましょう。

 

 

けんかと仲直りを繰り返しながら

子どもはいろいろなことを学びます。

 

友達とけんかして、泣いて

思い通りにならないことを経験する。

 

その葛藤の中から

自分自身の心を調整して行く術と

自分とは違う他者がいることを学んでいく。

 

保育園(幼稚園)だからこそ

友達がいるからこそできる

大切な経験です

 

 

2012年11月14日

アート

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強風と横殴りの雨…更には雷が鳴り響く中

年長児バンビー組の子ども達と一緒に石川七尾美術館に行ってきました。

 

落雷や突風の危険があるため

路線バスを利用する予定を変更して タクシーを利用して美術館まで。

子供達も自分でお金を払ってバスに乗ることを楽しみにしていたようで

ちょっと残念そうでした…。

 

 

さて、絵本原画展には今年も

かわいい絵からちょっと怖ーーーい絵まで

素晴らしい原画がたくさん出品されていました。

 

「先生来てー!面白い絵見つけたー!」

「この絵かこっこいい!」と

子ども達は担任や私をつかまえては

絵の前に引っ張っていきます。

 

子供達の絵の解釈も自由そのもの

描いた人の意図など全く気にせず

様々な感想を伝えてくれます。

 

 

事前に担任の〇下先生が下見をしてくれていたので 

特に良さそうな絵の前に子ども達を集めて座らせて

皆でゆっくり絵を見ながら話をすることもできました。

 

「どんなお話だと思う?」

「この人はどんな気持ち?」などと質問すると

子ども達からいろんな言葉がでてきます。

正否は別として絵を見ながら

様々なイメージを膨らませていたようです。

 

ついつい私たちは

「アート(芸術)」というと作品その物だと考えてしまいがちですが

「アート」とは作品そのものではなく

作品とそれを鑑賞する人との間で起る事こそが「アート」です。

つまり、作品を通して子供達がどんなことを感じるか

どんなにイメージを膨らませることができるかが大切なのです。 

 

 

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美術館を出た途端

子供達からは「お腹すいたーーー!」と予想通りの言葉……。

 

 七尾の観光名所「山の寺寺院群」を散策し

山中のお寺で昼食(精進料理)を頂きました。

 

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嬉しいことに

偶然、今日は年に一度の「涅槃図」公開日で

お上人さんから絵を解説していただきました。

 

お天気は悪かったものの

美術館は空いていて、ゆったり鑑賞できましたし

お寺でも運良く素晴らしい絵を見ることができました。

 

なかなか予定通りいかないのが「旅」ですし

思わぬ幸運にめぐりあうのも「旅」です。

 

良い「旅」になりました!

  

  

2012年11月12日

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今年も石川県七尾美術館で

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が始まりました。

 

普段は敷居が高く、入りにくく感じる美術館ですが

この絵本原画展は

子ども達が美術館や芸術を身近に感じられる貴重な機会です。

 

ひまわり保育園でも

毎年の恒例行事になっていて

今年も年長児バンビー組が行ってきます。

 

予定では

 路線バスに乗って石川県七尾美術館へ。

ゆっくりと時間をとって観賞する予定です。

 

その後は近くの山の寺寺院群を散策。

昼食は本延寺で精進料理を頂きます。

 

お寺でゆっくり休憩させていただいたら

また路線バスに乗ってひまわり保育園へ。

 

 

たーっくさんの美しい物

目新しい物を見てきます。

 

たーっくさん歩きます。

交通ルールをしっかり守らないと危険です。

 

たーっくさんの人々に出会い

行く先々でお世話になります。

 

公共の場所で子ども達がどう振舞うべきか

どうすれば楽しく、安全に過ごせるか。

大切なことを学ぶ良い機会になります。

 

 

慣れ親しんだ保育園を離れ

美しい物や景色を見る。

見知らぬ人と出会う。

美味しいものを食べる。

 

これはもう、まさに「旅」です。

 

今週水曜日、子ども達と一緒に「 旅 」してきます!  

 

 

2012年11月 9日

ムーのおはなし広場

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 11月9日(金)、「MRO開局60周年ムーのお話ひろばキャラバン隊」が

ひまわり保育園に来てくれました。

 

県内19市町村の保育園や小学校を訪問しているそうで

七尾市はひまわり保育園が選ばれました。

 (選ばれた理由は、七尾の訪問先を探していて、

 なんとなく受け入れてくれそうな感じがしたからだそうです。

 偶然の出会いに感謝感謝)

 

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お話をしてくれたのは

MROアナウンサーの室 照美さんと須田健太郎さん

お二人とも笑顔と軽妙なトークの素敵な方。

 

石川県に伝わる民話「すすきのはらのおくりもの」と

能登島に伝わる民話「のとじまのむじな」をお話してくれました。

 

 さすがアナウンサーです。

子供達はすっかりお話の世界に引き込まれていました。 

 

 

お話のお礼に

子供達からは歌を2曲プレゼントしました。

 

 

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室さんも須田さんも

子供達のちょっとした反応やつぶやきから上手く気持ちを読み取ったり

自分の感じたことや相手の気持ちを言葉や表情で伝えることが本当に上手な方。

そういう意味では

私たち保育士が見習いたい姿を見せてくれました。

 

 

さて、今回の「ムーのおはなし広場」の模様が

11月25日(日)15:30からMROラジオで放送されるそうです。

お話だけではなく、もしかしたら子供達の歌声も流れるかもしれません。 

お聴き逃しなく!!

2012年11月 5日

リトミックの先生

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ずいぶん遅くなってしまいましたが…

 

今年度4月から

子供達にリトミックを指導してくださっている先生をご紹介します。

 

宍戸 美奈子先生です。

 

今回、宍戸先生が

ひまわり保育園でリトミックを指導するにあたっての思いを

書き綴ってくださったので、以下にご紹介します。

 

 

『リトミックへの思い』 

 

リトミックには「良いリズム」という意味があります。

今でも、「ピアノ」は、子供の習い事人気ランキング上位に入りますが

そのピアノを弾くためには「良いリズム感」が欠かせません。

他にも、楽譜が読めることや音感といった能力が必要です。

さらには、小さな子供が、大きくて鍵盤の重たいピアノを弾くためには

相当な指の力が必要です。

 

これらのたくさんの要素を

ピアノのレッスンの中だけで幼児に習得させることには無理があると思います。

何しろ集中力が持ちません。

ですから、本当にレッスンが成立する年齢というのは

5,6歳から…といえます。

 

私自身、幼児にピアノやフルートを教えていて

レッスンの限界を感じていました。

そして、出会ったのが「リトミック」という、素晴らしい教育法でした。

 

「リトミック」の指導というのは、0歳から始めることができます。

0歳から6歳は、脳や聴覚の発達の上で最も大切な時期です。

なにしろ、成人の脳の90%が、この時期に出来上がってしまうのです。

爆発的な勢いで、神経が発達している この時期に

リトミックを通して 音楽的な刺激を与えること…。

これが、子供の音楽的能力を伸ばす、最良の方法だと思います。

 

そして、この時期に培った音楽的能力を基礎にして「ピアノ」を学んでゆくことが

幼児にとって一番無理のない方法だと思います。

 

リトミックのレッスンは

「ピアノ」を弾くために必要な様々な音楽的能力を効果的に教えることができます。

ピアノの演奏を注意して聞き、判断し、体を動かしてゆくことで

音楽を体感してゆくことができます。

 

そして、私が最も大切だと思っていることは

「音楽って楽しい!!」と

子供達に感じてもらうことです。

先生に言われた通りに動くことが正解、というわけじゃありません。

 

この音楽に合わせて、自分はこういう風に表現してみよう!

等と、面白がって動く子供達の姿を見ることができたら…私は

心の中で「やった!」とガッツポーズをしているのです!!

 

『 音楽は友達 』

子供達にそう思ってもらえるように

心を尽くして指導させていただきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。

 

                            宍戸美奈子

 

《プロフィール》

東京出身、七尾在住。フリーフルート奏者。

共立女子短期大学卒業後、上野学園大学器楽科を経て

鈴木メソード才能教育研究会研究科卒業。

これまでにフルートを、野口龍、宮地若菜、井上昭史、故中村信 各氏に師事。

マスタークラスにてトレバー・ワイ、ウィリアム・ベネット各氏に師事。

リトミック指導においては、江口メソードのPiano Lessoners Advanced Systemを修了し

幼児期指導・絶対音感インストラクターの資格を有する。

東京5美術大学管弦楽団フルートトレーナー等を経て

現在、東部、田鶴浜中学校・中能登地区中学校ブラスバンド部トレーナー。

ブライダルアンサンブルのグループ「エミュ」に所属し、加賀屋を中心に披露宴演奏

各種イベントやコンサートでの演奏活動を行っている。

フォーラム七尾でのフルート教室、ミナクル3Fあいあいあい親子ふれあいランドでのリトミック指導

飯川町の自宅での教室を主宰し、後進の指導にあたっている。

 

≪ お知らせ ≫

宍戸先生の門下生によるコンサートが開催されます! 

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2012年11月 2日

よい休日を!

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先日のハロウィンでは その存在感を見せつけていた

お化けカボチャですが、ついに一部腐りかけてきました…。

土日を挟んで月曜日には

元気のない姿になっているかもしれません。

 

 

実は保育園に通う子供達も

休み明けの月曜日が苦手という子が多いのです。

 

休みの日にレジャーで遊び疲れ

月曜日、疲れた顔で登園する子が少なくありません。

機嫌が悪く 泣いて登園したり

遊んでいてもケンカが多くなったり

ひどい時は、月曜日の朝から布団を敷いて

寝かせて休ませなければならないこともあります。

 

 

   子供と一緒にレジャーを楽しむのは

結構難しいのです。

大人中心のプランだと子供の体調を崩す一因にもなりかねません。

子供優先でプランを立てるのが基本です。

 

 

休日に子供とレジャーを楽しむコツは

 ・子供の生活リズムを守ること(起きる時間・寝る時間・食事の時間等)。 

 ・できるだけ近場で素晴らしい場所を探すこと。

 ・渋滞にはまっても車内を遊び場として手遊び・おもちゃの準備をしておくこと。

 ・感染症が流行しやすい時期は人ごみを避けること。

 ・着替え・おしり拭き・オムツ・飲み物・ミルクセット等は多めに用意すること。

 ・子供の体調が悪ければ当日の朝、中止する勇気をもつこと。

 

 

月曜日の朝

子供達が元気に登園してくることを楽しみにしている

ひまわり保育園の先生達からのアドバイスでした。

 

 

それでは 

よい休日を!!

 

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