2013年12月24日

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『おたのしみ会』に向けて

9月の運動会が終わった翌週の会議で

園長から職員皆にいくつかお願いをしました。

 

 

 

その一つは

「子供達の声を大切にしてほしい」ということ。

 

 

 

 

よく声は一番身近な楽器とも言われています。

 

 

職員には

子供達が皆で歌を歌うことの楽しさや

きれいな声が響いた時の喜びを味わえるように

指導してほしいとお願いしました。

 

 

 

加えて

3歳以上児が毎月楽しんでいる音楽遊びでは

講師の宍戸先生に

子供達がきれいな声で歌う楽しさを味わえるよう

4月から発声の練習も遊びの中に取り入れていただきました。

 

 

 

 

その取り組みの効果でしょうか

歌うことが楽しいと感じている子が多いように感じます。

 

 

特に年長児は

遊びながら気持ち良さそうに歌いだしたり

食事の最中に鼻歌が聞こえてきたり

トイレの中からも歌声が聞こえることがありました。

 

 

 

『おたのしみ会』でも

年長児バンビー組の子供達は

本当に素敵な歌声を聞かせてくれました。

 

 

 

 

おたのしみ会終了後に

多くの保護者の方々からも

『きれいな歌声に感動しました。』

『歌声とっても良かったです。聞き入ってしまいました。』

という喜びの声を頂きました。

 

 

 

 

子供達が歌う楽しさを感じられるよう

今後も子供達の『声』を大切にしていきたいと考えています。

 

 

 

 

2013年12月 8日

コーチング

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昨年度に引き続き

今年度も先生方には

毎月一回の職員研修に取り組んでいただいています。

 

 

昨日の研修も

緊張感がありつつも

賑やかに取り組んでいるので良いなぁと感じています。

 

 

 

今年度の取り組みは

コミュニケーションスキルを深めるための

『コーチング研修』です。

 

 

コーチングとは

『相手の可能性を引き出し

  その人の自主的な前進をサポートする

   コミュニケーションスキルです。』

 

 

 

 

コーチングをする先生方がとるべき

『コーチングの基本的な姿勢』は

 

1.人を信じる

2.人の持つ答えを引き出す。

3.人を認める。

4.人の信頼を得る。

5.人の別の視点を引き出す。

 

 

職員間の円滑なコミュニケーションや

職員の人材育成に非常に有効なスキルです。

 

 

それだけではなく 

私が特に期待しているのは

このスキルを子供達とのコミュニケーションに

活かすことです。

 

 

先程の『コーチングの基本的な姿勢』

「人」の部分を「子供」に置き換えれば

それは、保育においても大切なことだとすぐに分かります。

 

 

1.子供を信じる

2.子供の持つ答えを引き出す。

3.子供を認める。

4.子供の信頼を得る。

5.子供の別の視点を引き出す。 

 

  

 

先生が教え導くことも大切ですが

子供達が先生に導かれることに

慣れきってしまってはいけません。

  

 

今、子供たちに必要な経験は

自分で課題を見つけ

自ら学び

自ら考え

主体的に判断し

行動すること。

 

  

 

『子供が持つ可能性を引き出し

 自主的な前進をサポートする。』 

 

それが『コーチング』を学ぶ

ひまわり保育園の保育士に期待することです。

 

 

 

  

2013年12月 7日

脇役

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ある保護者の方から頂いたご意見です。

 

『お迎えの時間に様子を見ていると

 子供達が好きな玩具で遊んでいるという印象を受けます。

 先生も一緒になって楽しく遊ぶというより

 子供をみているだけという感じがして気になります。』 

 

 

 

保育園での子供達の遊びや生活に

関心をもっておられる方からのご意見だと

大変うれしく思いました。

  

 

 

 

朝夕の自由遊びの時間は

子供達が自ら好きな遊びを選び

一人夢中になって遊んだり

友達との関わりを楽しみながら遊べるよう

 

保育士はあえて遊びの中に入らず見守るようにしています。

 

 

保育士は子供の興味や関心を引き出すために

場所や玩具を準備して手助けをする

脇役に徹しています。
 

 

 

 

 

自由遊びは知育やお稽古事のように

効果が目に見えて表れないために疎かにされがちですが

  

子供は、自由に遊ぶことを通して

人間として生きてゆくための基礎的な能力を習得します。

 

  

 

幼児期の子供達に最も必要な経験は

先生に導いてもらうことに慣れるのではなく

 

自分のやりたいと思えることを見つけて

夢中になって遊ぶ満足感や達成感を感じたり

 

 

友達と遊ぶ中で

主体的に判断し行動し

より良く問題を解決する経験を積むことです。

 

 

 

 

そのために 

朝夕の自由あそびの時間は

保育士は脇役になるのです。

 

  

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