2014年2月15日

保育士不足

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ひまわり保育園では

休日保育をしていますが

 

一日の人数は多くても3・4人程度の

超少人数保育です。

 

 

先日の休日保育の様子を

遠目から見ていましたが

子供は2人だけにもかかわらず

保育士はいつもと変わらない笑顔で

子供達に愛情あふれる保育をしてくれていました。

 

 

そんな保育士の姿を見ていて

保育の現場は保育園の方針以上に

保育士一人ひとりの子供に対する人間的な愛情で支えられていると

改めて感じました。 

 

 

 

保育の仕事は

子供の育ちと保護者の子育てを支える

肉体的にも精神的にも厳しい仕事です。

 

 

 

それにもかかわらず 

日々、子供達のためであれば

私生活も犠牲にして

深夜にコツコツと仕事をして

 

朝早くから笑顔で

子供達を迎えています。

  

 

相手が子供だからと言って

手をぬくのではなく

相手が子供だからこそ

1年後、2年後、将来を考えながら子供達に接し

休む間もなく苦労しても子供達のためならば厭わない。 

 

 

保育の現場は

まさに保育士の愛情で支えられています。

  

 

 

 

 

保育士にとって最も辛いことは

苦労しても周囲からの理解や

社会的な評価や支援が伴わないこと。

 

保育の仕事を

離れる方も少なくありません。

 

  

都市部だけではなく

地方でも保育士の不足は深刻です。

それこそ保育の質なんて言っていられない状況とも言われています。

 

 

今日の新聞にも大きく取り上げられていましたが

 『子育て充実 4000億円財源不足

 保育士増員先送りも…』

という、保育士を失望させる残念な記事が載っていました。

 

 

 

社会的な評価で保育士を支えられなければ

保育士を志す若者が減り続け

保育士の離職者は出続け

保育士不足は解決しません。 

 

 

 

 

2014年1月31日

餅つき

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子供達も職員も楽しみにしていた

お餅つきがありました。

 

 

やはり

つきたてのふんわりとした柔らかさと味わいは

市販のお餅や機械でこねるお餅とは一味違います。 

 

 

子供達は

嬉しそうにお餅を頬張っていました。

 

 

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でも、美味しいだけではありません。

  

  

一つの臼(うす)をみんなで囲んで

ワイワイと笑顔で餅をつく子供と大人。

 

その楽しく、和やかな雰囲気も魅力の一つ。

 

 

 一つの物を

 

近年は 

お米の消費拡大や

子供達の食育の一環としても

改めてその魅力や価値が見直されています。

 

 

 

今では家庭でお餅つきをすることも

ずいぶん少なくなり

臼(うす)と杵(きね)を使ったお餅つきは

保育園と昔話の中でしか見ることが無いかもしれません。

 

 

 

「お餅つき」という

平凡ではあるけど魅力的な生活文化を

大人も一緒に楽しみながら

子供達に伝えていきたいと考えています。 

 

  

2014年1月14日

導き

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冷え込みが厳しい朝には

園庭のあちらこちらに

氷が張っています。

 

子供達が  

太陽にかざして

キラキラ輝く氷を眺めてみたり

足で割ってみたり

ままごとに使ってみたりして遊んでいます。

 

 

 

楽しみながら

自然現象に興味をもち

理系的な関心や美的な関心を深める

きっかけになればと思います。

 

 

そういう意味では 

ひまわり保育園は自然に恵まれ

園庭も広く、菜園や木々も多く

非常に良い環境だと考えています。

 

 

 

でも

自然がたくさんあっても

子供達が自ずとそこに関わり

豊かな体験をするとは限りません。

 

  

自ずと理系的な興味を

深めていく訳でもありません。 

 

自ずと美しさに感動したり

美的な感性が磨かれていくわけでもありません。

 

自ずと生命の尊さ気づき

 命を大切にする気持ちが育まれるわけでもありません。

 

 

 

 

そこには

保育士の導きが必要です。

 

 

 

保育士が

豊かな感性と豊富な知識で

自然の変化に敏感にとらえ

子供達を導くことが大切です。

 

 

できることなら

先生が偉そうに教えるのではなくて

 

子供達自身が

『自分で見つけた!』『自分で気づいた!』と

感じられるよう

さりげなく導いてあげられると素敵です。

 

 

数日前に

年長の先生と子供達のことを話していた時に

こんなことを話しました。

 

 

 

 そんな

2014年1月 7日

謹賀新年

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遅くなりましたが

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

在園児、卒園児、保護者の皆様から届いた

たくさんの年賀状。

素敵な写真やお知らせに嬉しくなります。

ありがとうございました。。。 

 

  

本年も

子ども達と一緒に最良の時を過ごし

保護者の皆さんと一緒に子どもの成長を喜び合い

地域と共に歩む保育園を目指して

職員一同 力を合わせて保育してまいります。 

 

 

 

 

さて

ひまわり保育園は1月4日が

仕事(保育)始めでした。

 

 

久しぶりの登園に

登園を待ち望んでウキウキしながら登園する子や

 

 

家族ともっと楽しい年末年始を過ごしたいと

大泣きしながら登園する子もいて

 

 

 

賑やかな新年のスタートを切りました。

 

 

 

 

1月8日は

子ども新年会』を楽しみ

 

日々の遊びの中で

かるた、コマ回し、福笑いをして遊んだり

 

月末には

お餅つきも予定しています。

 

 

 

 

世の中はお正月気分が抜ける頃ですが

保育園では1月いっぱいは

お正月気分を満喫する予定です。 

 

 

 

 

 

2013年12月24日

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『おたのしみ会』に向けて

9月の運動会が終わった翌週の会議で

園長から職員皆にいくつかお願いをしました。

 

 

 

その一つは

「子供達の声を大切にしてほしい」ということ。

 

 

 

 

よく声は一番身近な楽器とも言われています。

 

 

職員には

子供達が皆で歌を歌うことの楽しさや

きれいな声が響いた時の喜びを味わえるように

指導してほしいとお願いしました。

 

 

 

加えて

3歳以上児が毎月楽しんでいる音楽遊びでは

講師の宍戸先生に

子供達がきれいな声で歌う楽しさを味わえるよう

4月から発声の練習も遊びの中に取り入れていただきました。

 

 

 

 

その取り組みの効果でしょうか

歌うことが楽しいと感じている子が多いように感じます。

 

 

特に年長児は

遊びながら気持ち良さそうに歌いだしたり

食事の最中に鼻歌が聞こえてきたり

トイレの中からも歌声が聞こえることがありました。

 

 

 

『おたのしみ会』でも

年長児バンビー組の子供達は

本当に素敵な歌声を聞かせてくれました。

 

 

 

 

おたのしみ会終了後に

多くの保護者の方々からも

『きれいな歌声に感動しました。』

『歌声とっても良かったです。聞き入ってしまいました。』

という喜びの声を頂きました。

 

 

 

 

子供達が歌う楽しさを感じられるよう

今後も子供達の『声』を大切にしていきたいと考えています。

 

 

 

 

2013年12月 8日

コーチング

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昨年度に引き続き

今年度も先生方には

毎月一回の職員研修に取り組んでいただいています。

 

 

昨日の研修も

緊張感がありつつも

賑やかに取り組んでいるので良いなぁと感じています。

 

 

 

今年度の取り組みは

コミュニケーションスキルを深めるための

『コーチング研修』です。

 

 

コーチングとは

『相手の可能性を引き出し

  その人の自主的な前進をサポートする

   コミュニケーションスキルです。』

 

 

 

 

コーチングをする先生方がとるべき

『コーチングの基本的な姿勢』は

 

1.人を信じる

2.人の持つ答えを引き出す。

3.人を認める。

4.人の信頼を得る。

5.人の別の視点を引き出す。

 

 

職員間の円滑なコミュニケーションや

職員の人材育成に非常に有効なスキルです。

 

 

それだけではなく 

私が特に期待しているのは

このスキルを子供達とのコミュニケーションに

活かすことです。

 

 

先程の『コーチングの基本的な姿勢』

「人」の部分を「子供」に置き換えれば

それは、保育においても大切なことだとすぐに分かります。

 

 

1.子供を信じる

2.子供の持つ答えを引き出す。

3.子供を認める。

4.子供の信頼を得る。

5.子供の別の視点を引き出す。 

 

  

 

先生が教え導くことも大切ですが

子供達が先生に導かれることに

慣れきってしまってはいけません。

  

 

今、子供たちに必要な経験は

自分で課題を見つけ

自ら学び

自ら考え

主体的に判断し

行動すること。

 

  

 

『子供が持つ可能性を引き出し

 自主的な前進をサポートする。』 

 

それが『コーチング』を学ぶ

ひまわり保育園の保育士に期待することです。

 

 

 

  

2013年12月 7日

脇役

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ある保護者の方から頂いたご意見です。

 

『お迎えの時間に様子を見ていると

 子供達が好きな玩具で遊んでいるという印象を受けます。

 先生も一緒になって楽しく遊ぶというより

 子供をみているだけという感じがして気になります。』 

 

 

 

保育園での子供達の遊びや生活に

関心をもっておられる方からのご意見だと

大変うれしく思いました。

  

 

 

 

朝夕の自由遊びの時間は

子供達が自ら好きな遊びを選び

一人夢中になって遊んだり

友達との関わりを楽しみながら遊べるよう

 

保育士はあえて遊びの中に入らず見守るようにしています。

 

 

保育士は子供の興味や関心を引き出すために

場所や玩具を準備して手助けをする

脇役に徹しています。
 

 

 

 

 

自由遊びは知育やお稽古事のように

効果が目に見えて表れないために疎かにされがちですが

  

子供は、自由に遊ぶことを通して

人間として生きてゆくための基礎的な能力を習得します。

 

  

 

幼児期の子供達に最も必要な経験は

先生に導いてもらうことに慣れるのではなく

 

自分のやりたいと思えることを見つけて

夢中になって遊ぶ満足感や達成感を感じたり

 

 

友達と遊ぶ中で

主体的に判断し行動し

より良く問題を解決する経験を積むことです。

 

 

 

 

そのために 

朝夕の自由あそびの時間は

保育士は脇役になるのです。

 

  

2013年11月30日

デザイナー

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紅葉を楽しむ間もないほどに

連日の雨、雷、霙(みぞれ)、霰(あられ)…。

 

 

 

鉛色の雲に覆われる北陸の冬がやってきました。

子供達が外に出て遊ぶことが難しい日が

当分続きそうです。

 

 

 

 

こんな日は

子供が遊び、生活する空間と時間を

いかに楽しく構成できるか

保育者のセンスがキラッと光る時です。

 

 

 

先日の大荒れのお天気だった日も

先生方が提示したアスレチックや鬼ごっこ等のゲームで

汗をかいて思いっきりエネルギーを発散させて遊んでいました。

 

 

そのすぐ後には

ブロックやパズル、はさみやのりを使った製作等の

静かに集中して楽しんでいる子供達の姿がありました。

 

 

動と静の両方を

上手くバランスをとりながら

 

 

 

子供達にとって

自然な流れで学び(遊び)の場を作ってくれる

先生方に感謝しています。

 

  

 

保育士って

空間と時間のデザイナーなんだと

先生方を見ていて感じます。

 

 

 

 


 

2013年11月21日

思いやり

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全ての保護者の方々が

『わが子には思いやりのある子になってほしい。』

と、願っています。

 

きっと

全ての保育士も同じように思っていることでしょう。

 

 

 

でも

友達に対して

噛みついたり、叩いたり

おもちゃを取り上げたりする姿を見かけると…

 

 

もしかして、

この子は思いやりのない子なのではないか…。

 

 

そんな風に心配している

保護者や保育士が少なくないようです。

 

 


 

思いやりの心をもつためには

相手の気持ちを自分も同じように感じ取ることと

他者の視点で他者の気持ちを考えることが

できなければなりません

 

 

 

でも

3歳ぐらいでは

まだまだ他者の視点に立って物事を見ることができません。

4歳以降で少しずつ分かってくるといわれています。

 

 


本当の思いやりの行動は

乳幼児期ではなかなか身につかず

 

思いやりのある行動をしているように見えるものは

実際には家族や保育士など

身近な人を模倣(モデリング)しているだけといわれています。

 

 

 

ですから

乳幼児期の子供の行動を見て

この子は思いやりがあるとか、ないとか

そんな心配はしなくても大丈夫。

 

むしろ

私達大人が子供達に思いやりのある行動を

見せることができているか自問してみてください。  

 

乳幼児期は

大人が子供に対して共感したり

思いやりのある行動を見せ

それを模倣する時期だと言えます。 

 

 

 

友達のオモチャを取り上げてしまう事を

叱りつけるのではなく。

その子の想いを受け止めながら

望ましい関わり方を大人が子供に見せていきましょう。

 

 

そんなお説教じみたお話を

ある若手の保育士に長々としたのでした。 

 

嫌な顔せずきちんと聞いてくれた

島〇先生素敵です。

 

 

以前書いたブログに少し似たような物ありました。

忘れっぽい園長なので

同じ話を職員に何度もしているかもしれません…。

 http://with-himawari.jp/recruit/recruitblog/2012/04/post-231.html 

 

 

 

 

2013年11月11日

Art is...

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11月8日から

石川県七尾美術館で

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が始まりました。

 

 

普段は敷居が高く、入りにくく感じる美術館ですが

この絵本原画展は

子ども達が美術館や芸術を身近に感じられる貴重な機会です。

 

ひまわり保育園でも

毎年の恒例行事になっていて

明後日、年長児バンビー組が行ってくる予定です。

 

先日

担任と主任が美術館の下見に行ってきました。

聞くところによると

今年も素敵な絵が沢山あるようです。

 

 

 

一緒に行けない園長から

引率する2人の先生方にお願いしたことは

 

『2作品ほどで構わないので

 じっくり座って絵を鑑賞する機会を作ってください。

 

 

 

そして、

鑑賞する際に大切にしてほしいことは

先生が絵の解説をするのではないく

作品を観賞することで

子供達がどのようなことを感じるかを大切にしてほしい。

 

 

感じたことに正解も不正解もありません。

 

先生は子供達が

絵からより深く様々なことを感じ取れるように

手助けする言葉がけ、問いかけをしながら

一緒に絵を楽しんでください。』

 

 

 

なぜこんなことをお願いしたかというと

数年前に見た水戸芸術館のサイトに

アメリア・アレナスさん(89から96年ニューヨーク近代美術館の教育部の講師として活動)

という方の言葉が

ずっと印象に残っているから。

 

 ))

それが以下の言葉(私の下手な日本語訳も付けました)  

 

 

「People often think that Art is works of art.

That's Art. But it's not true.

Art is what happens between works of art and people.

So how bad or good this art is,

it's gonna depend on how creative

and playful your own response is.」

 

「時々、人々はアートというのを

作品そのものだと思うことが多いように思います。

けれど、それは真実ではありません。

アートっていうのは

その作品と人との間で起きていることこそが

アートなのです。

その作品というものが良いか悪いかっていうのは、

あなた達がどのように反応するか、

どんなに想像力を持てるかということに関わってくるのです。」 

 

 

 絵本

子供達が芸術と関わる際に

何を大切にすればよいのか教えられた気がしています。

 

 

 

先生が作品と子供達の間に入り

絵の中から多くを発見し

イメージを膨らませ

友達の感じたことを皆に伝えることで

より深くアートしてきてもらいたいと思います。

 

 

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