2012年10月 6日

ハロウィン物語1

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ひまわり保育園でハロウィンを楽しむようになったのは

今から25年も前の1987年でした。

 

そのきっかけは

1986年

園長とTim Ashida氏との偶然の出会いによるものでした。

 

 

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Tim Ashida氏は

 ・モントレー・ジャズフェスティバル・イン・能登 特別理事

 ・ジュニア・ウィングス・プログラム コーディネーター・特別顧問

 ・七尾モントレー友好協会相談役

 ・マリンシティ推進協議会相談役

等を務め、七尾の発展に深く関わっておられる方です。

 

 

以下はひまわり保育園が創立30周年を迎えた際に

Tim Ashida 氏が記念誌に寄稿してくださった

「ひまわり保育園と私」から

ハロウィンを楽しむようになった経緯をご紹介します。

 

 

今でこそ幼稚園や保育園の「国際交流」の話を耳にするのは

それ程珍しい事ではありません。

しかし1986年当時は、まだまだ保育園レベルでの「国際交流」と言う話は

特に七尾では聞いたことがありませんでした。

 

 

しかし私がびっくりしたのは、園長先生が

「これからは小さい子供たちでも

 世界を視野に入れた感覚が必要になると思います。

 未だ知識も無く、感覚的にも[世界]が理解しにくい保育園児に

 国際感覚を意識させたいと思いますが

 何か良い方法は無いでしょうか?」

とお尋ねになったのです。

 

私自身、日本で生れて育って、アメリカに渡って生活していましたから

「国際感覚」や「国際理解」が

今後ますます日本人にとって必要になるだろうなあと言う実感がありました。

従いまして園長のご意見には全面的に賛成でした。

 

 

しかし、現実の問題として

「どうやったら保育園児に国際理解を持たせられるだろうか?」

と言う疑問が大きくのしかかってきたのです。

 

 

色々考えました結果

一つの思い付きが浮かんだのです。

                           (つづく)

2012年10月 2日

秋のあそびの広場

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今日のブログは

年に2回開催している「あそびの広場」の宣伝です。

 

10月21日(日)に「秋のあそびの広場」を開催します!

 

ひまわり保育園ってどんなところだろう?

興味をもたれた子育て中の方々

また、これからお父さんお母さんになる方

もちろん、保育園に通っているみんなも

ひまわり保育園に遊びにいらっしゃいませんか?

 

 

親子一緒に、先生と一緒に、子育て仲間と一緒に

楽しい時間を過ごしましょう。

 

 

いろーんなコーナーを準備してお待ちしています。

 

 

〇お外であそぼう   :広くて楽しい園庭で思いっきりあそぼう!

〇おもちゃであそぼう  : 楽しいおもちゃがいっぱいです!

〇つくってあそぼう   : 親子で工作しよう!

〇子ども服リサイクル  : 気に入った服をお持ち帰りください

〇おやつの試食     : 手作りおやつを食べながらおしゃべりしよう

〇絵本の読み聞かせ  : 先生に絵本を読んでもらおう

〇育児相談       : 子育てで気になる事があれば何でもどうぞ

 

 ※どのコーナーも無料です。お問い合わせはひまわり保育園まで

 

日時 : 10月21日(日)9:00 から 11:30

場所 : ひまわり保育園

対象 : 0歳から小学生低学年までのお子さんとその保護者

      もうすぐお父さんお母さんになる方も保育園見学にどうぞ もも

 

 

 

一部ですが春のあそびの広場に来て下さった方の感想です。

 

〇「保護者の方々とも話せ

  おやつの試食もでき、素晴らしい!」

 

〇「毎回楽しく参加させてもらっています。

  大きい絵本での読み聞かせも良かったです。

  こちらまで絵本の中に吸い込まれていくようでした。」

 

〇「ひまわり保育園に遊びに来てみたかったので

  良い機会になりました。」

 

〇「リユースのコーナーは本当に助かります。

  子どもはすぐサイズが小さくなるのでありがたいです。

  子どもも気に入った玩具があったようで喜んでいました。」

 

〇「普段は園庭で遊んでいる様子をなかなか見られないので

  良い機会になりました。」
 

2012年9月29日

演劇鑑賞

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例年は人形劇を楽しんでいましたが

今年はひまわり会(保護者会)の皆さんの提案で

地元、東雲高等学校の演劇科の皆さんをお招きして

演劇を鑑賞しました。

 

演目は紙芝居の『かさじぞう』と

演劇『よだかの星』。

 

 

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『よだかの星』は

楽しく笑えるような場面が全く無いお話で 子供達にはやや難しく

途中で飽きられてしまうのではないかと心配していましたが

役者さんの演技だけでなく

後ろに座っている保護者の方々の様子を眺めながら

思った以上に演技や場の雰囲気から

多くの事を感じ取っているように見えました。

 

 

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舞台芸術は

テレビとは違って

舞台から演じている方の熱気が伝わってきます。

舞台の空気を肌で感じると言った方が良いかもしれません。

 

それに、

笑ったり、悲しんだりといった気持ちを

大勢で共有する良さ、一体感があります。

客席に流れている空気を皆で分かち合う感覚とも言えます。

 

舞台と客席が一体となって

楽しめるのが舞台芸術の良い所です。 

 

 

演劇に限らず

オペラ、バレエ、音楽のコンサート

さらには、人形劇やサーカス、ストリートパフォーマンスも含めて

台芸術は子供達に

どんどん見せたいものです。 

 

 

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12月のお楽しみ会(発表会)に向けて

子供達が劇あそびを楽しむきっかけにもなったように思います。

 

素晴らしい演技を見せてくれた

東雲高等学校の8名の役者さんと顧問の先生

演劇を主催してくださった

ひまわり会の皆さん

ありがとうございました。

 

2012年9月20日

運動会の練習

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ようやく秋らしい爽やかな風が吹くようになりました。

あまりの残暑の厳しさに

運動会の練習をする時は

あっつーーーい園庭ではなく

遊戯室で行うことがほとんどでした。

 

運動会の練習という名の

我慢大会にならないように

先生方もよく配慮していました。

 

 

 

年長児バンビーが取り組むプログラムの一つが

「 組体操 」と「 パラバルーン 」です。

 

組体操の見どころは

子供達の倒立です。

4月、年長になってから

日々の保育の中で倒立の練習を

楽しんできました。

……本当に楽しんで取り組んでいました。

保護者の皆さん 上手くできましたら拍手をお願いしますね。

 

パラバルーンは

見ている私達も楽しいのですが

演じている子供達が一番楽しいようです。

大きく膨らませてドームを作ったり

そのドームの中に入ったり

友達との何とも言えない一体感を感じることができます。

 

年長児バンビー組にとっては

運動会の練習が

友達との関係がさらに深まる機会になったように思います。

 

 

 

 

2012年9月13日

連絡帳

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保護者の皆さんが

保育園での子ども達の様子を知るための

貴重な情報源が「連絡帳」であり

 

保育士にとっても

家庭での子ども達の生活や保護者の想いを知るためにも

大切なものです。

 

連絡帳を読むことを毎日楽しみにしておられる方も多く

保護者と保育士との信頼関係を育むうえでも

大切なツールになっています。

 

 

しかし、1か月程前の報道でご覧になった方もあるかもしれませんが

 

愛知県碧南市の県認可保育園で2010年

当時1歳4カ月の子どもが

ベビーカステラを喉に詰まらせて死亡した事故がありました。

事情を聴かれた担任保育士は

「事故当時のように数人の園児だけがおやつを食べる時は園児を見守りながら

連絡帳などを記入することがある。」と話していた。 

                            (毎日新聞 - ‎2012年8月7日)

 

連絡帳を書くことに追われ

子どもの見守りを怠ってしまった可能性が高いようです。

 

 

「連絡帳」の問題は外の方々には分かりづらいですが

難しい課題です。

 

どの保育園も連絡帳を

お昼寝や食事の時間に書く所がほとんどです。

更には休憩時間を削って書かなければならない程です。

 

 

保護者が求める情報を連絡帳に求めれば求めるほど

保育士は子どもを見守る時間が減ってしまうのが現実です。

 

 

ひまわり保育園では

これまで記入方法の効率化や簡素化で

改善に努めてきましたが

やはり難しい課題です。

 

 本来最も大切にしなけらばならないのが

子ども達の見守りです。

それを犠牲にしてまで書かなければならない

今の連絡帳のあり方は

保育の業界全体が抱えている難しい問題だと感じます。

 

2012年9月 8日

この木なんの木...

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先日のブログでも書きましたが

保育する上で最も大切なのは

日常の生活と遊びです。

 

しかし、例年 運動会の直前になると

どうしても子供達に無理を強いることが

多かったように思います。

 

そこで

今年の運動会は内容を少し変更しました。

 

例年プログラムの最後に

3・4・5歳児が合同でマスゲームを披露していましたが

今年はちょっと趣を変えて

親子一緒に、みんな一緒に踊るプログラムに変えました。

 

プログラムの最後は

子供達もちょっと疲れ気味

親子一緒に楽しく踊ることで

「今日は楽しかったね♪」と

気持ちを通わせながら

運動会を終われたらと考えました。

 

 

「えぇ! 大人も踊るの…。」と思われた

保護者の皆さん 心配なさらないでくださいね。

曲は誰もがよく知っている

「この木なんの木 気になる木」

 

振り付けは とっても簡単です。

当日、お教えしますから

子供達と一緒に楽しく身体を動かしましょう! 

 

2012年9月 6日

大切なこと

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雨が少なく、例年以上に暑かった8月が終わり

9月に入ると いくぶん過ごしやすくなってきました。

 

園庭で子供達が大喜びで捕まえてくる虫も

バッタやコオロギ等

秋を感じさせてくれる虫が多くなってきました。

 

 

さて

乳幼児期の子供達にとって大切にしなければいけないことは

何でしょうか?

 

それは、日常の生活であり、遊びです。

つまり、こくフツーの日が大切なのです。 

 

食べる、寝る、着替える、排泄する等といった

日常の生活を大切に、丁寧に過ごすことで

身の周りの事ができるようになること。

これが大切です。

 

加えて

遊びを通して夢中になる、熱中する。

友達と一緒に楽しい思いを共有する。

できた!!と感じる達成感。

今日も楽しかったと感じる充実感。

いろいろな事を不思議だと感じる好奇心。

これらが小学校に入学するまでに経験してほしい大切なことです。 

 

 

運動会を2週間後に控えていますが

子供達の日頃の生活や遊びを大切にしながら

運動会を迎えたいと考えています。

 

 

 

 

 

2012年8月29日

子供のように

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経験したことのない新しい仕事を命じられた時に

「私にはまだ経験がないから自信がない…。」

「やったことがないから、できません…。」

という言葉を聞き、残念に感じることがあります。 

 

そんな時 私は

「 保育士が それを言っちゃぁー  おしまいよぉー。 」

と思うのです。 

 

何故なら

先生方はいつも子供達に

今までできなかったことをできるようになって欲しいと

考えているのですから。

 

自分のことを棚に上げて

子供達に求めるなんて

先生として恥ずかしくて子供達の前に立てないでしょ。

 

 

 

保育園の先生には

「子供のような心」を常に持っていてほしいと思っています。

 

と言っても

子供っぽくあってほしいと言う訳ではありませんよ。

 

 

「 子供のような心 」とは 「向上心 」のこと。

 

 

子供の頭の中って

いつも

いろんなことをやってみたくてしょうがない。

大きくなりたくてしょうがない

大人の真似をしたくてしょうがない

できなかった事ができるようになりたくてしょうがない。

そんなことばかり考えています。

  

 

子供達はできないことだらけで生まれてきます。

子供達は自信があるから挑戦するのではなく

挑戦するから自信がついてくるのです。

 

 

大人も子供も本当の自信は

自分の行動で得た経験からしか生まれないものです。

 

 

自信がついたから行動するのではなく

「まだ、やった事がないから挑戦してみよう」

そう考えられるようになると

どんどん前に進んで行くように思います。

 

 

幸せなことに

保育園で働く私達は

そんな子供の心をもった

素晴らしいお手本に囲まれているのです。

 

失敗すら 軽ーーーく 笑い飛ばしてしまう

子供のような心で

新しい事にどんどんチャレンジしてみましょう!

2012年8月26日

ただいまぁ!

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お知らせが一日遅くなってしまいましたが

年長児バンビー組が無事に

一泊二日のサマーキャンプから帰ってきました。

 

家族から離れることに少し不安を感じながらも

友達や先生と過ごす時間を心待ちにしていた子供達。

出発したバスの中では

担任が「この調子で最後まで体力がもつのでしょうか…」と

心配する程 子供達は嬉しさのあまり大はしゃぎでした。

 

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そば作り体験

美味しいそばを作ろうとがんばりました。

 

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初の試みとして

保護者の皆さんに子供達にナイショで

手紙を書いて頂きました。

子供達が手紙を読む時の真剣な顔

読み終えた後に 「 お母さんすごく嬉しい事書いてくれた… 。」

と涙を流す子もいたくらいに嬉しく、心強いお手紙でした。

離れているからこそ より強く家族の絆を感じていたようです。

 

家族への返事とプレゼントを作成する子ども達は更に真剣。

返事の手紙に書かれていた言葉はシンプルでも

子供達は離れている家族へ気持ちを何とか伝えようと懸命でした。

 

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虫探しの一コマ

山の中だけに虫は沢山いました。

バッタやコオロギ、トンボ等

広場では沢山の昆虫を捕まえる事ができました。

 

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キャンプファイヤーでは

大きな火を前に踊ったり、歌ったり

燃えさかる火や舞い上がる火の粉をしんみりと眺めたり

私からも火の大切さや便利さ、そして危なさについてお話しました。

 

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子供達が一番心配していた探検ゲーム(肝試し)。

怖がらせる事が目的ではなく

お化けに捕まった担任の先生を

友達と力を合わせ先生を助け出す事で

友達同士、先生との信頼関係を深めることが目的でした。

 

しかし

お化けを見た瞬間子供達は

キャーーーッと逃げ出してしまい

担任は置きざりに…。

なかなかシナリオ通りにはいきません…。

 

 

夜、眠たくなる時間が一番不安になりやすい時間帯ですが

先生に側についてもらうことで

泣きだす子もなく皆あっという間に眠りについていました。

 

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翌朝も

散歩やラジオ体操に意欲的。

最後の最後まで楽しく充実した時間でした。

 

 

小さなかすり傷等はあったものの

大きな怪我や体調を大きく崩すこともなく

全員そろって最後まで過ごすことができたことが

一番嬉しいことです。

 

退所の集いの時には

子供達の表情に

サマーキャンプをやりきったという自信や

1つのクラスとしての一体感を感じました。

 

「子供は夏に育つ」という言葉その通りに

 

子供達一人一人、そしてクラスとして大きく成長できた二日間でした。

 

2012年8月21日

あと3日

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いよいよ

後3日に迫ってきました。

8月24・25日は

年長児バンビー組のサマーキャンプです。

 

 

子ども達は

楽しみでしょうがないといった子が8割

ちょっと不安が2割

といった様子でした。

 

 虫を探すこと

スイカ割りをすること

キャンプファイヤーの大きな火を見ること

皆で大きなお 風呂に入ること

探検ごっこ(きもだめし)…。

 

期待と不安に胸を膨らませたり縮ませたりしています。 

 

 

今年のサマーキャンプのテーマの一つに

「家族との絆を深める」ことを新しく加えました。

 

サマーキャンプで家族と離れる時間が

家族との心が離れる時間ではなくて

離れているからこそ

家族を近くに感じ

絆を深める機会にしたいと

一つ、子ども達にナイショの企画を用意しています。

 

 

担任の先生も私(副園長)も

子ども達と同じくらい

とーーっても楽しみです。 

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